小鳥のさえずりが休日の窓の外から聞こえた。
かすかに日光が部屋に射し込んで、春風でカーテンが鮮やかに舞った。
時計は朝の5時を示し、秒針は絶え間なく時を刻んでいた。
そして吐き気がした。
何故か、吐き気がした。
文字に興すと、こんなに綺麗な寝起きなのに。
二度寝した。
カラスの鳴き声が休日の窓を突き抜けた。
暑苦しい位に日光は部屋を照らし、蒸し暑い風でカーテンが震えた。
時計は朝7時を示し、相変わらず秒針は動いていた。
そして、まだ少し吐き気がした。
三度寝した。
競馬場のアナウンスが窓ガラスを揺らした。
太陽は雲に隠れ、恐ろしい程の強風と雨粒が窓を叩いた。
時計は朝10時を示し、風で倒れたせいか電池は外れ、秒針は止まっていた。
知らぬ間に吐き気は収まっている。
俺の家に遊びに来る予定だった友達から、今日の嵐を理由に断りのメールが届いていた。
どうやら天気と俺は反比例しているらしい。