初めての狂言と松本 | 北林明日香オフィシャルブログ「アスカログ」Powered by Ameba

初めての狂言と松本




先日、長野に行ってきました。

目的は2つ。

1つ目は母の実家のある長野市内で久しぶりに祖母や親戚と会うこと。


そして2つ目は松本で人間国宝である狂言師の野村万作さんの公演「万作の会」を観るためです。


私の母は短大時代に狂言サークルなるものに所属していて、そこで野村万作さんに教えて頂いていたそうです。

そしてその時に同期のみんなと一緒に演った演目を、今回久しぶりに万作先生(母にとっては先生)が演じられるというわけで母と母のサークル時の友人の方に混じって私も観に行ってきました。


私は狂言の舞台を生で観るのは初めてだったのですが、事前にセリフの中で出てくる難しい単語の説明がかかれたパンフレット配られたり、最初に野村萬斎さんが舞台上に登場して狂言の簡単な決まり事や作品の説明を面白くわかりやすく丁寧に説明して下さったので本当に楽しむことができました。

(ちなみに長野に来る直前にテレビで「のぼうの城」が放送していて、観ていた私は昨日の今日での生萬斎さんに少し興奮)


普段なかなか馴染みのない古典芸能ですが、最近は飛び込んでみると私のような初心者でも楽しめる工夫がされていることが多く、とてもありがたいです。

母や友人の方は今回の演目である「業平餅」という作品にたくさんの思い出がたくさんあるらしく、作品を観ては感激し、さらには終演後の万作先生との再会後はもうテンションがあがりっぱなしで圧倒されました。笑

でも人間国宝の方に直々に指導を受けていたなんてとても贅沢な環境ですよね。

大学の時、何のサークルにも入っていなかった私には羨ましいお話です。


私にとっても狂言という新しいジャンルを観る素晴らしい良いきっかけになったので、これからまた違う作品も見てみたいと思うようになりました。





さてせっかく松本にきたのでもちろん観光も忘れずに。


松本城。国宝ですね。

正面ではなく後ろ側からのアングルですが雪の中にそびえ立つ松本城も素敵ですね。



完全に置物だと思っていて気にしていなかったら突然動いてビックリした鎧兜の方と。笑

驚いた後そのまま通過しようとしたら自ら写真を撮ってくださると誘導してくださったので、お言葉に甘えて一枚。笑。


寒さにとても弱い私の着膨れ上等、完全防備の格好はすいません。




松本城天守6階からの景色。

雪景色がキレイですね。



これは南アルプスだったかな?(超絶曖昧)


しかしですね。

当たり前なのですが、お城なので狭間がたくさんあるわけです。

(狭間とはすごく簡単に言うと鉄砲などを打つために開けられた壁や塀の穴ですね。)


なので風がガンガン入ってきて


寒いです!!!

どのくらいかと申しますと、このIT音痴の私が思わずフォントのサイズを大きくしてしまうくらい
です。


そして中の階段が所々

ビックリするくらい急!!

です。

IT音痴がフォントに飽きたらず思わず文字の色を変えてしまうほどですので、なかなかのものだと思って下さって結構です。

ちなみにわたしはこの階段を登ってる途中に履いてたスリッパが脱げてしまい下まで一気に転がってしまい人様に迷惑をかけるという失態を犯しました。

反省。




国内で最も古い小学校の1つで重要文化財でもある旧開智学校も見学。





なんだかノスタルジックな気分に浸ります。

明治時代頃の擬洋風建築ってすごく素敵ですよね。



もちろん信州名物のおそばも頂きます。

マイナス近い気温であろうと極度の末端冷え性であろうとも、おそばは冷たい派

鉄の意志!!




松本名物らしい山賊揚げなるものも食します

ちなみになぜ山賊揚げというかと言うと


鶏を揚げる

とりをあげる

とりあげる

取り上げる

山賊(ゴール)

という連想ゲーム的発想によるものみたいです。

取り上げる~山賊への発想の豊かさに少々驚きますが、


要は大きくて美味しい唐揚げだよ♡





そんなこんなでとても楽しい長野旅行でした。

久しぶりに祖母や親戚とも会うことができたし、初めての狂言も見れたし、学生時代の話で盛り上がりいつまでもガールズ(???)トークが止まらない母とご友人方の姿も見れたし、帰るギリギリになってこの顔色のちょっぴり悪めな長野のゆるキャラのくまさんが「アルクマくん」だということも覚えられたし

とにかく


楽しかった!!!!


フォントを最大にするぐらいに!!


また来よっと!!


では



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