皆さん、こんばんは🖐️

今日は第106回全国高等学校選手権秋田大会一回戦ノースアジア大明桜対金足農業の展望を私なりに書きたいと思います。


また、本日ベンチメンバーが公式で発表されましたが、明桜は控え入れ替えはありましたが、金足農業の方はメンバー入れ替えやコンバートなどあり春とは違う金農が見れそうです。


•両チーム分析

 春の王者明桜は5人の投手誰が先発しても試合を作れる。その中でも昨夏甲子園のマウンドを経験した最速143㌔コンビエースの加藤悠羽君と松橋裕次郎君。加藤君はスライダー、チェンジアップのキレは全国でもトップクラスだろう。松橋君は一冬越してストレート質が上がり空振りが取れるようになってきた。それによりスライダーが生かされている。他にも144㌔投げる田中唯士君や伸びのあるストレートを投げる左腕•齊藤幸之介君、最速137㌔サイドスローの井上裕貴君(2年)と盤石な投手陣。打線は3番の加藤君が中心で彼はまさに大黒柱。

 秋の王者金農は注目される吉田大輝君(2年)は最速145㌔の伸びるストレートが武器だが、変化球もスライダーやチェンジアップ?カーブどの球でもストライクが取れる。高2年世代でも上位クラスだろう。

 打線は全体的に身体大きくなりその分打球が飛ぶようになり秋に比べレベルアップしている。特に高橋佳佑君は冬越してホームラン量産するなどパワーアップするなど県を代表する強打者。守備では正捕手の相馬英典君は2塁送球1.9秒前後を安定して記録するなど、スローイングも安定している。


明桜•加藤悠羽君と金農•高橋佳佑君

2人が打つとチームが盛り上がるまさに大黒柱。


勝敗予想

 戦力だけを見ると五分五分だが、経験値から見ると明桜が優勢と見る。前チームから主力として活躍している加藤君と松橋君は甲子園という大舞台も経験しているので場慣れという意味で落ち着いて試合に臨んでいける、おそらく先発が加藤君でリリーフで松橋君が投げると予想。また加藤君は投げない時は三塁を守っており、春見た時に投手や他の内野手に常に声かけをしており、そのような選手がいるだけで安心する。また県外選手が多いのでどんな苦しい状況でも打破するだけの力も持っている。不安な点としては当日は好カードということで観客がたくさん入り、球場は金農の応援になると予想され、アウェイな雰囲気でも冷静に試合に臨めるか注目である。

 逆に金農はホームみたいな感じの雰囲気になるので後押しがある。またそれを力に変えそうなのが先発が予想される吉田大輝君。兄譲りであれば大事な試合ですごいピッチングを魅せるであろう。ただ経験という意味では2019年春以降ら昨秋優勝以外は2021、2年の3回戦以外は初戦敗退や不祥事でベスト8進出もできていない。昨秋優勝したとは言え、緊張感のある試合の経験は少ないのは確かである。

 具体的なスコア予想はしませんが、接戦が予想される.ただ夏の初戦であり、いつもと違う雰囲気なので乱打戦になるかもしれないし、エラー連発する試合にもなるかもしれないので正直読めない試合です。

春は14回を投げ無失点22奪三振だったが、調子があまり良くなかったと噂の明桜•松橋裕次郎君。夏どこまで仕上がるか楽しみである。


•ポイントとなる打者

 明桜のポイントとなる打者は6番林星那君7番佐藤連君のコンビである。2人とも秋春を合わせると林感は3割5分越え佐藤連君は4割5分を超える打率を残しており、またチャンスにも強く打点も多い

1番井上君や3番加藤君4番田中君に注目が集まりがちですが、6、7番コンビが鍵を握る。個人的に2番を糸井鉄心君(2年)が打つとほんとに切れ目のない打線になると思います。(打順に関しては春の東北大会を参考に)


金農に関しては春から打順も変わってると聞いており、どのような打順で組んでくるか予想はできませんが、近藤暖都君は個人的にはキーになる打者かなと思います。練習試合では打つものの、公式戦なるとあまり打てないみたいで最後の夏は本領発揮をして欲しいところ。また一冬越えて急成長した薮田龍太君(2年)。昨秋見た感じだと全くタイミング取れてなかったため、ストレート、変化球両方打つのは厳しそうだったが、春見た時にはタイミング合わせるのが上手くなっていた。甘く入った変化球はホームランを打ちそうな雰囲気もある。高橋君の後を打つと予想するがなかなか怖さがあるだろう。また那須慎之介君が春まで上位を打っていたが、彼が下位打線を打ているとすごい嫌な打線だなと感じます。

高橋佳佑君と共に1年夏からスタメンで出場を続けている近藤暖都君。最後の夏は本領発揮を


•両監督の采配において2つの注目ポイント

 一つ目はエンドランの使い方です。明桜の輿石監督はエンドランや盗塁を多く仕掛けます。秋田県はランナー出塁したらバントの采配が多い中で、県内では1番動く監督のイメージです。ただ春はそれが少なく、バントが多めだったので夏はどのような作戦でくるのか個人的に注目です。

 金農の中泉監督は、ランナー出れば100%バント、三塁にランナーいれば2死じゃない限りは100%スクイズでしたが、春はバントが少なく特にエンドランを3回ほど仕掛けていました(3回とも失敗)。また明桜の投手陣はどちらかというと荒れるタイプなので仕掛けにくいとは思います。ただ明桜は捕手がウィークポイントなのでもしかしたら盗塁を仕掛ける可能性はあります。明桜側もそれは分かっているので要警戒はしてくるでしょう。成功したら得点に繋がりやすいですが、失敗したら流れも変わってしまいますが、注目のポイントの一つかなと思います。

 2つ目は伝令のタイミングです。個人的には重要だと思っていて、間を取ったり、嫌な雰囲気を感じた時に上手く使用できれば、流れも変えたり、切ることが出来ます。今年から野手がマウンドに行けるのが1イニング1回になり、使い方も大事になります。ベンチからの伝令は3回、攻撃のタイム3回は変わりませんが、両監督がどのタイミングで伝令を出すか注目です。(延長戦は1イニング1回)


以上で明桜対金農の試合前の展望になります。これを見て色々な意見があると思います。あくまで個人の感想として読んでいただくと幸いです。私自身は初戦で明桜対金農のカードを観れるのは最高です。お互い100%の状態で戦える言い訳なしの試合を観れるというのはなかなかないことです。初戦で勿体無いという声もありますが、彼らは1回戦で負けようが、決勝で負けようが甲子園出場できなければどこで負けても一緒だと考えていると思うので相手にとって不足なしだと思います。


今から8日(月)の10時の試合が楽しみです😊(私自身は仕事なのでライブ配信で)


長々とありがとうございました🙇