こんなことになるまでに、激しい前兆はなかったが
この時気付けて病院へ行っていたらと思うことが2つある
①早朝頭痛
朝起きた時だけの頭痛は脳腫瘍の典型的な前兆らしい。
いつ頃か忘れたが、『最近朝だけ頭痛いんだよな~』と言っていたことがあった。
「薬飲む?」と聞いても、『昼までには治る、本当朝起きたときだけだし薬飲むほどの痛みじゃない。』と言い薬も飲まない。
夫は結婚前から頻度は低いがたまに頭痛(主に二日酔い)があり
痛い時は頭痛薬を自ら飲んでいた。(そもそもこの時からあったのかも)
風邪気味のときもすぐ薬を飲むし、頭痛以外では無理せず病院にも行く方なので
私も強制的に連れて行く程ではないと思っていた。
後日、再度『最近朝だけ頭痛い』と言っていた。
夫も私も脳ドックを一度やってみたいという話だけはしていたので
この機会にと病院を勧めた。
「前も言ってたし1回病院行って診てもらいなよ、症状あれば脳ドックより安くMRIとれるし!」
『前も言ったっけ?今度行ってみるかな』
結局病院へは行かなかった。
その後、頭痛の調子を聞いたら『そういえば最近はもう痛くない』と言っていて大事に受け止めていなかった。
②コロナ感染時のひどい頭痛
脳腫瘍が発覚する半年程前(昨年8月)に、夫はコロナに感染した。
その後私も移り、夫婦で寝込んでいた。
夫は私より高熱がでていたが、熱よりも頭痛が辛いと言っていた。
どの辺が痛いのか聞くと、おでこと言っていた。
私も昔から頭痛がある方だったが横か後頭部の痛みが多く、頭痛でおでこが痛くなったことはない。
「頭痛でおでこが痛くなったことはないな~珍しいね。」なんて言っていたが
今思うと既に腫瘍が前頭葉にあり、そこが痛かったのだろうと思う。
そしてコロナから1週間が経っても、夫の体温は微熱のままだった。
元々夫の平熱は35度代で、36.8~37度をうろついていた。
コロナの後遺症かと思ったし、ジムに行き始めて1年程経っていたので
代謝があがったのかもね、なんて言っていた。。
そもそも熱を測る習慣がなかったので
コロナ前からこの微熱だったのかもしれないし、本当に運動により基礎体温が上がったのかもしれない。
少なくとも結婚当初は35.6度くらいだった。
※癌は微熱が続くというし主治医にこの話をしたところ、「微熱と脳腫瘍は恐らくは関係ない」と言われてはいる。
頭痛は1週間もせずに治ってしまったので、これで脳神経外科に行こう!となるのは難しいところだが
いつもと違うような頭痛があったのなら、痛みの大小に関わらず
また痛みが治まったとしても、一度診てもらうべきだと思った。