病院へ到着、夫は担架で院内へ
私は夜間受付へ行くよう指示があり、別の入口から院内へ
昨日は節分太巻きを食べ無病息災を願ったばかりだったのに・・・
受付を済ませ、待合室に腰掛け検索を始める
(『入浴てんかん』これかな?てんかんって・・・一生運転できないんじゃない?💦)
診察室に呼び出され症状などの詳細を聞かれ、また待合室へ。
それから1時間程経過した頃か?
「CTの結果少し気になる影が写っていたので、これからMRIで詳しく見るところです。更に40分はかかってくるのですがお時間大丈夫ですか?」と声がかかった。
そのまま待ち、また検索魔に。
(何か写ってたってことは脳卒中のどれかじゃない!?頭の血管きれたのかな)
そしてまた診察室へ。今度は先程と違う先生
※会話は私の拙い記憶です
『もう何回も話してもらってると思うけど、すみませんがもう一度経緯と症状を教えてください』
CTとMRIの画像を見せてもらう。
恐らくは脳腫瘍で、今回はその脳腫瘍が原因で頭の中で勝手に信号が色々出してしまい、てんかんが起きたとのこと。
今後2年は運転禁止だそうだ。
『ご主人は最近性格が変わったとか、ありませんでしたか?怒りっぽくなったとか・・・』
全くなかった!
『ご主人右利きですか?右利きであれば右前頭葉の腫瘍は手術で摘出しても、話せなくなるような言語障害や半身麻痺等はおこらない場所なので、できた場所は良かったのかな・・・といった感じです、恐らく手術で取りにいくかと。』
(脳腫瘍・・?腫瘍ってことはただのできものだから取れば今後てんかんもなくなるってことか!原因がわかってよかった)と脳内で悠長な考えが浮かぶ。
『そして手術後はもしかしたら抗がん剤と放射線治療で・・・』
「え、すみません、脳腫瘍って癌なんですか?」
思わず先生の話を遮ってしまう。
『癌・・・ではないですね、すみません。何て言ったら良いんだろう』
と困らせてしまい、とりあえず癌でないなら良いやと
「癌ではないけど癌と同じような治療をする病気なんですね」
と勝手に納得して終わらせた。
その時の私は手術で腫瘍が取れたら全てが終わると思い込んでいた。
抗がん剤等の話も「もしかしたら」と言ってるし、一番最悪なパターンを少々大袈裟に伝えただけだろうと・・・
夫が命を脅かす病気にかかるなんて考えられなかった。