2024/2/4

 

18:00過ぎに夕食(飲酒なし)、19:15頃に夫がお風呂に入った。

その後夫がお風呂から上がる音が聞こえた。

 

少しして脱衣所からバタン!と、棚が倒れるような音がした。

夫が何かにぶつかり倒したか、ドアに体をぶつけただけだろう

と私は漫画を切りの良いところまで読み進める。

 

その後5分くらい?覚えてないが

ドンッドンッドンッと規則的に壁を叩く音が聞こえた。

「何かにぶつけて痛みを大袈裟にアピールしているのか?ここで出ていったら負けだ」

と思い漫画を読み続けた。

ドンッドンッが鳴りやまないので、しぶしぶ脱衣所へ向かう。

「何してんの?」と問いかけるも返答なし。

そして脱衣所のドア(引き戸)は何かに押されているようで開けなかった。

 

「ドアの建てつけが悪くてなおしてたのか」

と一人で納得しながら少し開いてる隙間から覗くと、ドアの真下に夫の顔が。

白目でドアに向かって倒れていて『うぅ・・・うぅ・・・』とうなりながら痙攣していた。

夫の痙攣により、ドアが叩かれていたのだった。

 

「え、なに!?ヒートショック!?」

急いで携帯を取りにリビングに戻り、救急車へ電話しながらドアをこじ開ける。

 

 

 

 

 

 

 

19:48緊急通報(通話時間2分53秒)

電話では症状、経緯、意識・脈はあるか、持病はあるか等色々聞かれた。

恥ずかしながら脈をうまくはかれないので、今度練習しておこうと思った・・

 

夫は意識がなく、口から血がツーッと流れ、泡もふいていた。

目から血がでているのでは?と思うほどに右目は充血していたが左目は白かった。

パンツだけ履いていて、着替えてる最中に倒れたのだろう。

最初のバタン!で様子を見に来なかったことを後悔する。

 

通話が終わりに近付くと夫の白目が少し動き出し、黒目がちらちら見え始めた。

到着するまでに意識が戻りそうだ。

救急車呼びすぎ問題もあるし、もし意識を戻したら自力で病院へ行った方が良いのか聞いてみた。

『一度意識を失っているのであればそのまま救急車に乗ってください、あと10分程で到着予定です』とのこと

心細すぎて救急車が到着するまで電話を切りたくなかったが、駄々をこねるわけにもいかず終電。

電話を切る直前に完全に黒目が戻ってきて夫と目が合った。