実に2か月ぶりのブログになります。

今年の夏は、無茶苦茶暑かった・・・・・カメラ撮影に出かけるのも相当危険を感じた

ので、撮るには撮ってましたが、近所をブラブラしていただけ。

今年の夏休みは8月中は忙しくて取れず、9月かなぁと考えた。

台風10号が発生していたので、進行を見ながら、8月31日~今日までを休暇

申請した。台風10号は九州を抜けて、ちょうどいい感じに出かけられるだろう、

また例によって、墓参りのついでに長野にキャンプに行くかと計画し、

今回は、佐久と松本の2か所でキャンプを予約した。

そうしたら、みなさんご存じのように、台風の進みが異常に遅く、

神奈川では線状降水帯が発生したりして、出発前日まで天気図とにらめっこ。

関東を抜けてしまえば何とかなるだろうと、決行することにした。

9月1日(日)、関越道に乗って佐久へ。

雨は全く降っていない、どころか、晴れている。読みが当たった。

佐久のキャンプ場で一泊した次の日、

→キャンプの写真は割愛

松本のキャンプ場へ向かった。

道中、どこかの道の駅付近で、良い雲が出ていたので、車を停め、

20mmレンズと三脚と、ハーフNDを持って田んぼのアゼで写真を撮った。

台風の関係だろうか、今回の旅では、良い雲に出会えた。

 

今年初めて撮ったひまわり。

ひまわりの撮影は、近接で撮るといつも難しい。どう撮ってもフツーだから。

対象を決めて考えていたら、脇の道路を車が通るたびに風で揺れるのがわかった。

揺れた瞬間がなんともかわいいっていうか、生きている感じがしたので、

そこを狙ってみた。

道の駅の駐車場に咲いているひまわりだったから、看板だの電線だのを避けて

構図を作るのが最も苦労した。ずいぶん汗をかいてしまった。

 

佐久を抜けて白樺湖。ここから茅野へ抜けて墓参りをする。

この写真は池の平ホテル付近の、ローソン裏の池で撮った。

高山地域の陽の光は、本当に面白い。雲の流れが早いから、光の当たり具合が

ころころ変わる。また、雲によって、光が遮られたりするところと、しっかり

当たっているところとあって、明暗が生まれる。

この植物は、帰ってから調べたが、アサザというらしい。

 

 

去っていくスワン。

ピントはもうちょい手前の水草にあたっていて、スワンが去っていったから、

スワンはアウトフォーカスになっている。

でもそれがなんか良かった。

行かないでぇという感じかな(撮っている時は、ああ行っちゃった、だったな)。

 

墓参りは、さっさのさで終わらせて、松本のキャンプ場へ向かう。

ナビが示すには、車山を抜けていけ、と。

また白樺湖へ戻るのか・・・・。

腹が減ったので、7-11で弁当を買って食おうとしたら、良い雲が出ていたので、

写真を撮った。

7-11の看板が全力で存在をアピールしている。

 

毎度おなじみの車山だ。何度も来ているが、今日は雲が面白い。

 

 

高原の太陽が雲に隠れると、こういうふうに、光の輪が雲の中に見える。

高原を走る道路を路駐して、ハーフNDをかぶせて手持ちで撮った。

さすがに明暗差が激しい。

帰ってから、カメラ内でRaw現像した。

ま、カメラ内Raw現像だから、やれることは限られているが、こんなもんで

いいのだ。

 

松本のキャンプ場。とてもロケーションがイイ。

車を停めた上に階段があって、登ったところが広くなっている。

そこにテントを張る。

夜に階段からテントを見る感じで撮ってみたかった。

ISO高めで3分露光。

テントあたりはハーフNDを重ね付けしたけれど・・・やっば難しいよね。

イメージとは違ったけど(ほんのりとしたランタンの光が欲しかった)、

合成でもしない限り無理だなこりゃ。

ってことで、これは「伝説の王宮発見」という感じかな。

 

この日の夜はガスってて、星は期待していなかったが、ガスの切れ間に

なんとなくカメラ向けてみたら・・・、あれ?これ、天の川じゃないか???

と思えるものが撮れた。

家に帰って、ホワイトバランスなど、くりくりいじってみて確認したけど、

これは天の川だっ!と勝手に確信した。

天の川だとすると、写真趣味はじめて、初めて撮れたことになる。

ちょっと感動した。

 

これも、ガスが邪魔してるし、木に隠されてちょっとかけらだけど、

やっぱ天の川だよね?

天の川は夏の大三角形を捜せば良いとか、ものの本には書いてあるけど、

正直わからない・・・・・。

かなり明るい星が2つあるけどなぁ・・・・。もう一個見えれば確信なんだが。

 

翌朝。近くの川で、ウキウキと撮影。

やっぱ、山の川はいい。美しい。

家に帰って写真みたら、緑かぶりしていた。

なので、携帯版LightRoomで、色被り補正しています。

森に入って撮ると、ホワイトバランスの調整を怠ってはいけないんだな。

教訓になった。

やっぱ、こういうのあるから、

自然撮るためにはレタッチソフトは必要なのかな・・・・。

いやいや、現場で、赤紫側に振ればいいのだろう?

今度はちゃんとやってみよう。

 

朝は曇っていて、光が差し込まなかったのが、ちょっと残念。

 

 

この写真の緑被りは、顕著だったなぁ。

水がちょっと緑色していたから。レタッチするなら、水をもっと白くしたり

するのだろうか。

 

この水の色は、いいかも。

ホントは川まで降りたかったが、帰ってこられなくなるとまずいので、断念。

 

松本に暮らしている、おば(叔父の嫁)の家へ様子伺いに行った。

近くにいいところがあるというので、車に乗り、ちょっと行ったところに、こういうのがあった。

ここは牛伏川フランス式階段工といって、大正時代に施工、2012年に重要文化財に指定されたものだそうだ。

山の水がダーッと山を下ってくるのを階段でゆっくりにして?下のダムに貯めるというものらしい。なかなかの迫力だ。

ちゃんと三脚担いで行っています。

ここから、おばとぶらぶら写真を撮りながら散歩した。

おばもコンデジを持っていて、普段は、庭の花なんかを撮っているらしいが、

今日は三脚に立てた俺のカメラのモニターを覗かせたりしながら、結構楽しんだ。

70過ぎのおばあちゃんと、甥のカメラ散歩だ(笑)

死んだ叔父は「俺の○○と何デートしてんだよ」と、あの世で悔しがっていることだろう。

 

これはなんていう花の茎だったかなー、教えてもらったが忘れた。

もう花は終わっていて、こぶみたいなのには種が入っているらしい。

これがあちこちに、にょきにょき生えていた。

花が咲いてれば、絵に華があって、こういう背景もまたいいんだけどなぁ。

 

帰りに蓮がキレイなところがあるというので、そこへ移動。

蓮といえば、池の面にひっそりと咲いているイメージだったが、

こんなに、「なり過ぎたキャベツ」のような葉っぱの中の蓮の花は、見たことが無かった。

土手の上から、望遠端200mmで撮っています。

 

今年の夏休みは、台風を避けての強行だったが、チャレンジしたおかげで、いろいろ楽しかったし、

勉強になった。

帰りは中央道を使った。諏訪から御殿場あたりまで、凄い雨の中を爆走して帰った。