大好評の「クソな」シリーズ、久々の登場です。かなり前に何回か利用した蕎麦屋のことについて。その店は4、5年前に閉店してずっとそのままであったが、最近、そこを訪れてみたら、建物も取り壊されて駐車場になっていた。

 何故、印象に残っているか?それは店主の最後の方の接客態度がとても悪くて呆れたからである。最初は普通の接客で味も悪くなかった。ところが、最後の方は徐々に荒んできて最後に行った時はヤクザ紛いであった。

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 具体的に記すと、注文を入れると、「それだけ?」と不満そう。タヌキ蕎麦700円を頼んだ時はそうだった。もっと、高額なものを注文したらそんな態度ではなかったのかもしれないが.......。従業員への態度もキツくて、客の前で伝票の整理が悪い、注文品が何か分からない等々と怒鳴り声を上げていた。店員は20代とおぼしき女性が一人。店主はもっぱら調理のようであった。居合わせた客も居心地が悪かったであろう。勿論、筆者も。

 それにしても、どうしてこうも苛立つようになったのか?察するに、車道を隔てて向かい側に同業の店がオープンして客がそちらに流れたためではないか?勿論、推測ではあるが。しかし、“荒れる“原因の一つではあったろう。ただ、客が減少した要因がなんであれ、一度、冷静に対処方法を考えるべきであったろう。あの、態度を見たら、もう行こうとは思わくなるのではないか?少なくとも筆者はそうである。20代の店員も徐々に精神を病んだのか、雰囲気がおかしくなってきて、ついに辞めたようだ。こんな状態のため、店員の入れ替わりも激しかった。

 筆者が最後に行った時は、支払い時に50代くらいのオバサンがいて、伝票の確認に手間取っていると、店主が奥から出てきて「ちゃんと仕訳をしておかないからこうなるんだ!」と激怒。こっちにも火の粉が飛んできて、「あんた、支払ったんだろうな?」と凄む。そして「本当か?」と念押ししてくださるwwwww 「ハイハイ、間違いございません」と筆者。この時も店内には3人程の客がいたが、次は自分に火の粉が降りかかるかもと、さぞやご心配なさったのではと想像する。呆れて意外にスカッとした気持ちで店の戸を後ろ手に閉めて「もう来ないわ」と小声で呟いた。

             (手前の広場に嘗て蕎麦屋があった。奥は別の店舗)