4本の足 大切な思い | kit ブログ

kit ブログ

ブログの説明を入力します。

夜勤明けの Mちゃん
だけど お天気だから 行っちゃう?

うんうん 行こうよ!

♪( ´∀`)人(´∀` )♪
錫杖湖のあちらに見えますのは・・・


どれ?
あのとんがってる お山
三重県の 錫杖ヶ岳(しゃくじょうがたけ)


山頂から 湖を見下ろしてみたいね


ちょっと おねむなMちゃんだったのに
登山靴を履いたところから ヤル気な彼女

沢を 何度も渡り
林の中へ

歩くこと20分
ふたりして 鼻水が・・・(///∇///)
暖かい今日は 花粉が飛んでる?
お鼻をかんでも 後から後から・・・
憂鬱な季節の始りでしょうか


中々ハードなコースでした

ふたりして高所恐怖症なので
「怖い~」「高いよ~」「帰り泣く!」と連呼しながらの登山(((*≧艸≦)ププッ


500mを越えるころから
雪も残っています
凍っている場所も多く
益々 キャーキャー

Mちゃんに「3点歩行だよ ポール上手く使ってね」と声をかけます


山頂間近
最後の鎖場です


Mちゃんここでお留守番
私はトレッキングポールをおいて
震えながら 登ります
鎖やロープを掴む時
骨折した左手首が キリキリっとまだ痛みます



ひとりきりの山頂です
遠くに見えているのは 伊吹山(^-^)


四日市市や名古屋方面


やったー 錫杖湖を見下ろせました
霞んでいますが そのむこうに伊勢湾が広がっています


山頂少ししたの展望台で 別ルートから登ってきた男性にお会いするまで 誰とも会いませんでした

その方によると そちらのコースには数組のハイカーがいたようです

下り始め ロープを掴む時
「ポールが邪魔だよね 投げちゃいたくなる」
⬆なんてことを口にしたわたしに
後に天罰がくだるのです(;´Д⊂)

下りは 登りより高さを感じます
恐る恐る ギャーギャー言いながら下りました
(((*≧艸≦)ププッ


⬆無事下山したふたりは こんな写真を撮ることにしました
これを撮ろうと言ったのは わたしです
よく見てくださいね
(^-^)vサインしてる影がありますが
私はもう片方の手でスマホを持っています
彼女はもう片方の手で わたしのスマホのボタンを押しています

満足したふたりは車に戻り
帰る支度
目の前に澄んだ川がキレイで見とれていました

楽しい1日を振り返りながら お菓子もポリポリ
地元へ戻り Mちゃんと別れる時
車にあるはずのものが 無いことに気がつきました

登山靴 リュック 着替え ・・・・・・
あれ?
え?!

ちょっと待って!!

ねぇ トレッキングポール ない!!!

うそ?!マジで? どこで?

あーーーーーーーー!!
下山して 写真撮ろうとして ポールを道路脇のガードレールに立て掛けた

それから? それから・・・・・・手に持たずに車まで戻り 靴を脱いだり 着替えたり・・・

そうです
完全に積み忘れ というよりも
完全に置き忘れ( 。゚Д゚。)

ショックでした

彼女も同じだったハズなのに 気を使ってくれて「縁がなかったポールたちだったんだよ」と言葉をかけてくれました

自宅へ戻り 夕飯を急いで造り
マイ サンシャインと夕飯を食べていると
わたしが 落ち込んでいる事に気がつき
警察に相談してみたらと アドバイスをくれましたが わたしの気持ちはザワザワとするばかり

Mちゃん はじめはトレッキングポールを持たずに お山デビューしたのです
体力も気力もある彼女ですが 「ポールある方がもっと長い時間も楽に歩けるかも」とわたしが言ったこともあり 購入を検討していました
すると 彼女の大事な人が プレゼントしてくれたのです
大切な思い・・・お守のポール


そして わたしにとっては・・・・・・
ドジでよく転ぶわたしを 沢山助けてくれた
大切な相棒です

2本の足 そして3本目 4本目の足となってくれました
あの山も あの山も・・・一緒に歩いてくれました

そう思っているうちに 涙が出てき 止まりません
マイ サンシャインが見かねて「隣でいいなら 一緒に行くよ」と言ってくれました

すぐに支度をして 21時30分過ぎに自宅を出ました

高速を走り 一般道へ
再び錫杖湖へむかいます
途中 野生のたぬきさん達に遭遇

山道もトンネルも昼間と違い とても恐くて 一人では行けませんでした



23時前 登山口到着です

待っててくれました( 。゚Д゚。)
ああ あった!良かった

ポールを車に乗せ インター近くまで来たとき
Mちゃんにメッセすると 驚くと同時にうるうる涙ぐんでくれたみたい

やっぱり彼女も気にしていてくれて 今度の休日に探しに出掛けようかと 思っていてくれたようです

あって良かった
3本目 4本目の足でもあり 

大切な思いのこもったプレゼント

大切な思い出がつまったポール

忘れてごめんなさい
そして 待っててくれて ありがとう
まだまだ一緒に 冒険してね



kit