日経225miniについて、今回複数のシステムで対象アイテム
としていることも含め、所感を少々。
まず、225miniではなくラージ225先物(225L)を採用することの
検討、および検証は以前からおこなっていました。
ただ、問題がいくつかあり導入には至っていませんでした。
問題とは、
・ポートフォリオの中で、手法や市場は適度に分散(見方によっては合成とも)
するべきと考えており、少なくとも5システムくらいには分けたいという
基本線があります。
それを前提に考えていくと、225Lだとサイズがちょっと大き過ぎてしまうのです。
はっきり言えば、1億とか2億とかの資金でやっているわけではないので。
・上記はとりあえずなんとか無理したとして、それでも最小単位(1枚)で
やるとした場合。
ドローダウンが大きくなった際に、ポジションサイズを減らすという
オペレーションをするのですが、それができなくなってしまう、
--ゆえにマネーマネジメントの方法論が変わってしまう、
といったことがあります。
株式の指数系でやっていたのは、前日値幅システムですが、
効率が落ちるのは承知で、TopixのETFを使ってました。
そんな感じだったので、その商品設計だけを見れば、225miniはまさに
ニーズに合った商品ではあります。
とはいえ、上場していきなりトレードを始めるのはいくらなんでも無謀なので、
少なくとも数ヶ月は様子見という算段でした。
上場当初、特に懸念していた事項は、
・十分な流動性があるか
・225L、または日経平均とのスプレッドがどのくらいになるのか
・これらから派生することとして、ディーラー筋などの餌場になってしまわないか
などでした。
現時点(9月末)での見解は、
・上場当初 出来高 225Lの3割程度
9月には半分以上に達した
恐らく出来高的には 225Lを超えるのも時間の問題
(これは10月に入って実現)
・上場当初から、思っていたよりも裁定が働いており、
ことザラバ中に至っては、225Lとのスプレッドは想像していた
よりも大分少ない
(細かいことを言えば、もともと呼値が違うので「板」レベル
では絶えずスプレッドが発生しているわけですが)
といったところです。
トレード対象としては、まったく問題ないと考えています。
また、これらを踏まえると、SQなど特殊要因がある場合はちょっと
注意が必要ですが、基本的には225Lのデータを使ったバックテストで
問題ないと判断しました。
9月には、前述「前日値幅システム」の約半分のポジションを225miniに
置き換えてトレードを始めました。
その結果も特に問題ないので、フルリプレースと新規システムでの
採用を合わせておこなうこととしました。
結果、
前日値幅システム (既存)
バイアス・コンボ (新規)
イニシャルレンジ (新規)
で採用し、運用をしていきます。