相場に取り組む上で最も重要なことは、自己規律(discipline)である。
賢者は異口同音に言います。
突如、修行僧のような心境に至ったわけではありません。
まあ、今日の結果も踏まえてのことです。
自己規律といえば、資金管理やトレード全般、
または精神面に関わることです。
実践面でまず思い浮かぶのは、ロスカット(損切り)ではないでしょうか。
難しいといえば難しいことではあります。
自らの間違いを認めなければならないわけですし。
しかし、トレード戦略とロスカットポイントが決められ、
今回だめでもいつかは取り戻せるという信念があれば、
決して無理なことではありません。
ましてや見切らなかったばかりに何度か散々な目にあえば、
意義を理解するのは、むしろたやすいことに思えます。
一方、利益を上げた時、それも大勝ちした場合にはどうでしょうか。
よく言う、勝って兜の緒を締める、というやつです。
もちろん、人によって色々だとは思います。
私の経験では、こちらの方が数倍難しい。
本当に難しいことです。
安心、余裕、油断、過信、慢心。
どれも言葉にすると、今ひとつしっくり来ません。
それらが微妙に入り混じっているからかもしれません。
この部分を制御できることが、実はシステムトレードの一番優れた点
なのでは、と最近思い始めています。
当然のことながら、システムのルールに従うという絶対の規律あってのものですが。
蓄財という視点で見れば、ロスカットできたとか、できなかったというのは、
本当にささいな問題です。