私事ではありますが


元日の震災で被災した妻の両親が1月5日から我が家にいたのですが、電気が復旧された事と本人達の強い希望で珠洲市小泊へ送って来ました。


土曜日という事もあり能登さと海さと山街道も渋滞する事が予想されたので朝5時に出発。奥能登はまだ水が復旧されていない為途中、千里浜と能登空港にて早めにトイレ休憩。現在のところ能登空港までは水洗トイレが使えます。






2日前からさと海さと山街道も金沢方面からは徳田大津ICから越の原ICまで延長され、早朝に出た事もあり想像よりスムーズに松波あたりまでは来れました。


途中簡易的にアスファルトで割れた道路や削れた道路が舗装されたりちょっとした迂回路が出来ていたりと土木や道路補修作業の方々の努力を感じました。


そこから恋路海岸、見附島、珠洲市役所と奥に入っていく事の被害の大きさを目の当たりににして愕然としました。
























ニュースでもたくさん見た映像ですが一階が丸潰れで、瓦が落ち、ガラスが割れ、車を押し潰す。

目の中に収めたいとは思えない悲惨な状態、おおよそ2ヶ月経とうとするこの時期でも先が見えない状態でそれぞれの方々の日々の苦労が垣間見える形でした。


幸い小泊の実家の家自体は全く倒壊しておらず壁の一部が剥がれる程度で住める状態ではあります。


家に着くとお義父さんは気になっていた軽トラのエンジンと船のエンジンがかかったのでご満悦でした。






まだ余震が続き、水道の復旧ももう少し先の中この状況で義父母を珠洲に残すのは姨捨山の心境にもなりますが、義父母も金沢にいた1ヶ月半、いつもと生活状況の違う中でストレスを感じていた事と思います。


御歳86歳と83歳。


しばらくは炊き出しや避難所で情報を集める生活になると思いますが無理をせずゆっくりと日常を取り戻してほしいと思います。


スクールではたくさんの生徒さんに心配して頂き、お見舞いなどお心遣いも頂きました。皆さんありがとうございました。


その為本日17日のレッスンは松本コーチに変更して頂きました。ご理解ありがとうございました。