5月1日のブログは「走れ走れ!」と題して
投稿しました。それは単に走力にものを言わ
せろと願望しているわけではありません。

現在のジェフは連携で崩し得点する場面が極
めて乏しいです。ザックリ言えば守備に徹し
相手が疲れてオープンな展開になって勝機を
みつけるという感じです。なので先制された
日には良くてドロー。ほぼ負けます。そんな
状況に業を煮やしての「走れ走れ!」です。


ジェフについて語る場合「走れ」というワー
ドにかつての監督イビチャ オシム氏を連想
せぬわけがありません。

5月1日の夜、ブログをまとめる僕の頭の片
隅にはジェフの全盛期を牽引した氏の姿、
言葉が浮かんでました。そして過去の栄光と
現状を比較し、ふて寝に近い形で就寝しました。


そして、翌朝知ったオシム氏の訃報。
僕は驚きが先に立ち、涙が滲むまで若干の
時間差が生じました。ジェフのJ1昇格を伝
えることが叶わぬままこのときが来たことが
残念で、その思いが涙のあとを追うように溢
れました。



そして2日後の昨日5月4日。


僕はJ2リーグ第14節徳島ヴォルティス対
ジェフ戦が開催される徳島県の鳴門・大塚
スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
にいました。

徳島行きは元々予定していたことで、無論
オシム氏の訃報とは無関係です。チームの状
況に落胆しつつも可能な限り戦いの場に居合
わせ、微力ながら後押ししたかったのです。


そして選手入場後です。
※音量にご注意下さい/44秒

キックオフに先立ちイビチャオシム氏に黙祷
を捧げました。ここは徳島ヴォルティスの
ホームスタジアムです。思いがけぬ対応に心
の底から感謝しました。キックオフの瞬間を
涙を浮かべて迎えました。そしてオシム氏の
偉大さを改めて思うのでした。


試合結果は…  

やはりジェフはジェフでした。それは別の機
会に触れます。