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前節終了時の明治安田生命J2リーグの順位表です。
J1昇格プレーオフ圏内の6位との勝ち点差は最終節を残して2でした。
ジェフのプレーオフ出場の条件は
ジェフが最終節で勝利するのが絶対条件。
そして、
7位松本山雅が12位京都サンガに負け、または引き分け
更に、
5位徳島ヴォルティス、6位東京ヴェルディの直接対決で決着がつく場合でした(引き分けの場合は徳島、東京V、ジェフが勝ち点68で並ぶものの、得失点差が現実的に覆せないため)。
つまり数字上は可能でも全くの他力本願。
しかもちょっとやそっとの他力本願ではない非常に厳しい条件でした。
2017明治安田生命J2リーグ第42節
ジェフユナイテッド市原・千葉vs横浜FC
16:03K.O.フクダ電子アリーナ
試合中の僕は、同時開催の他会場の途中経過を確認しませんでした。
そして
後半アディショナルタイム、近藤直也の劇的ゴールで勝利したジェフ!
ただ前記の通りそれだけではジェフの今シーズンは終了します。
僕はスタッフのリアクションに目を向けました。脳裏にあったのは2008年の奇跡のJ1残留ではなく1996年アトランタ五輪男子サッカー1次リーグ最終戦の日本代表vsハンガリー代表戦でした。
ハンガリー2-1日本と1点ビハインドの後半ロスタイム。上村健一、前園真聖の連続ゴールでスコアをハンガリー2-3日本としました!
直後「どうなの?!」とベンチを見つめた前園。
同組同時開催のブラジルvsナイジェリアの勝敗の行方と得失点差を確認したのです。
西野監督のリアクションは、
「駄目だ」
そしてスコアはそのままで試合終了。
日本代表はいわゆるマイアミの奇跡でブラジルから勝ち点3、そしてハンガリーからも勝ち点3を奪いながら1次リーグで敗退したのでした。
他方今節のジェフベンチはどうか?
抱擁しているではありませんか!
スタジアムDJ蒲田氏曰く
ご来場の皆様にお知らせ致します。
ただいま他会場の試合結果が入りました。
映し出された試合結果!
蒲田氏
よって、
ジェフユナイテッド市原・千葉のJ1昇格プレーオフ進出が決定しました!!
湧き上がる歓声!!
抱き合う者、涙腺を刺激される者。
それぞれが昇格への「挑戦権」を得た喜びを噛みしめていました。
すいません。続きは日を改めて。