毎度ご覧いただきありがとうございます。

先日1985年秋の信州旅行に触れました。

 

 

これは自宅にあった「交通公社の時刻表」1985年7月号です。

表紙の画像は奇しくも浅間山をバックに走る特急「あさま」でした。

 
 
 
房総の夏ダイヤも懐かしい・・・
 
 
 
当時特急「あさま」が概ね26分要した長野-上田間。それを「はくたか574号」は10分で駆け抜けました。
 
 
 
上田駅といえば1985年秋の上田交通(現・上田電鉄)別所線を思い出します・・・
 
 
 
当時の上田交通上田駅です。篠ノ井線姨捨駅を満喫した僕は、次に別所線を訪問しました。車両は5270形モハ5271です。
 
 
 
 
動画をお借りしました。
同駅は1998年に高架化されて丸っきり様相が変わっています。
 
 
 
 
 
上記時刻表の上田交通の頁です。
 
 
 
下り列車
 
 
 
上り列車
 
 
 
上田駅何時発の別所温泉行に乗車したのか全く記憶にございません。
 
 
ただ別所温泉からの帰途、上田原駅で列車交換がありました。
そこから導き出した答えは・・・
 
上田14:40発-別所温泉15:10頃着
別所温泉15:24発-上田16:00頃着
 
または
 
上田15:40発-別所温泉16:10頃着
別所温泉16:20発-上田16:55頃着
 
と思われます。
 
 
 
画像の方はいきなり終点の別所温泉駅です。上田から別所温泉まで、ただ往復しただけでした。沿線で撮影すれば良かったなと今更ながら後悔しています。
↑引き込み線の車両はクハ250形252と思われますが自信がありませんキョロキョロ
 
 
 
 
 
 
駅舎
 
 
 
 
そして帰途、上田原駅で交換した列車です。
丸窓が特徴の5250形モハ5252はギリギリ判別できました。次位の車両は当時は新参者。元東急5000系のクハ290形です。青ガエルからクリーム+紺のツートンガエルになってました。
 
↑左端に緑色の車体色から「グリーン車」と呼ばれていたデハ3300形の姿も見えます。
 
 
 
 
上田駅に戻った僕は信越本線の上り列車に乗りました。次に降りたのは小諸駅です。
歴史に疎いくせして小諸城址懐古園に立ち寄りました。
 
 
 
散策した中で覚えているのは、
 
小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
 
で始まる島崎藤村の詩碑。
そして夕陽に輝く千曲川の流れを俯瞰したことです。
 
 
 
日没前の懐古園。「千曲川旅情の歌」の哀愁が胸に迫りました。
当時千葉での生活を「住めば都」と割り切れていなかった僕は、しんみりしたものです。旅情に浸るというよりは郷愁にかられていました。
若く、そして貯えも女っ気も無かった僕には重過ぎましたよ。だったら、
 
YOUはなぜ懐古園へ?
 
そう言われそうな状況。
今となっては良い思い出ですけどね。ウインク
 
 
 
詩碑も千曲川も撮影してませんでしたが、なんとなくセルフタイマーで記念撮影してました。
 
 
 
グランクラスの極上のシートに身を沈め・・・
 
 
青春の思い出と七彩(なないろ)めぐりを肴に一杯やりました。

 

続きます。