誰も知らない 遥か未来

その先へと続く大航海

小難しいことは 放り捨てて

さぁ 進め


厄年36の時に

健康診断のオプションとして

受けたマンモグラフィ検査

本当に何の気なしに付けたんだよね

健康診断受けた日から3日後

石灰化が見られるので

精密検査を受けて下さいと連絡が...

もう頭の中真っ白で

動悸と震えが止まらなかった


どこの病院へ行きますか?

紹介状と写真を送ります


そう言われて自宅から近い

がんセンターを紹介してもらった


女医さんでした

初めての検査も恐怖だったけど

悪い病気かもしれない―

気持ちも恐怖で襲われてた

最初は小さな針での検査

細胞を取るのに麻酔なしで

10ヶ所くらい針を刺された

大人なのに痛みで大号泣したな...


小さな針では白黒付けられず

次は太い針での検査

これは麻酔ありだったけど

グイグイ押されてる感じが

何とも気持ち悪かった...


これでも白黒付かず


女医さんがね

どうしますか?って

今はグレーの状態です

このまま検査を終わらせるか

手術をして細胞を取って調べるか

2択でした

迷わず手術を選びました

ここまで来たら白黒付けて

安心したかったから


初めての手術室

局所麻酔だから意識はあって

電気メスで切った時の焦げた匂い

器具の音、話し声、全て分かった

麻酔が効いてない場所が有って

痛いと伝え麻酔追加してもらって…

怖かったけどその手術のお陰で

私の乳がん疑いは良性に変わった


定期的にがんセンターで検査し

やがて卒業

今は紹介された乳腺科で定期検査

たまーに引っ掛かり針検査するけど

なんとか良性で終わってる…


マンモグラフィ検査で

引っ掛かったのを機に

子宮頸がん検診も受け始めた

こちらは大丈夫で毎年経過してたのに

10年後、軽度異形成が見つかる...

半年毎に定期検査

軽度異形成は6年にわたり続き

去年の夏、突然正常に戻る

一瞬えぇ?って感じだった

毎回これ以上進んでませんようにと

祈り続けながらの検査だったから

信じられなくて

私の細胞が元に戻ってくれたんだ!

と信じられなかったなぁ

嬉しい反面

今度の検査でまた異形成が出たら

どうしようって不安が付き纏う


こちらも厄年48の時

バリウム検査でポリープが見つかる...

あー、とうとう来たか…

胃カメラ検査しなきゃだよねと

今度は病気かも知れないと言う恐怖より

早く検査を受けなきゃ

と言う気持ちが先立ってた

探しに探し鎮静で眠りながら出来る

開院したばかりの病院を見つける

そして予約、検査

結果、異常なし!

よっしゃ!ってなったw

その後一年に一度の胃カメラ検査

ピロリ菌も除菌し問題なし!


そして今年の健康診断

なんと…便潜血2日目が陽性

ん?大腸内視鏡検査だな…と

結果が届いた翌日には

胃カメラでお世話になってる病院を予約

診察と事前検査を済ませ

1週間後に大腸内視鏡検査予約

院長先生の検査を希望したら

最短で11月14日以降と言われたんだけど

昨年、もう一つ病院を開院してて

そちらでなら一週間後に予約可能だと!

という事で明後日がその日です

気持ちは早くハッキリしたい!


あちこち引っ掛かり

検査をうけてく度に

どうしようって悩んでる時間より

とにかく一刻も早く動く!

という事を学んだ

病気に対する怖さもあるけど

それを放っておく時間の方が怖い

誰だって病気にならずに元気でいたい

でも健康でいる為には必要な健康診断

それを欠かさず

何かあれば速やかに対処する

対処してかなきゃって思う


考えると怖いけど

考えてもどうにかなるもんでないから

出た答えに向き合うしかない


人生は生きた長さではなくて

短くてもどう生きたか…

なんて聞いたり見たり

自分でも思ったりもするけれど

やっぱり長く生きていたいよね

一日でも長くね


なんて偉そうに書いたけど

やっぱり少し不安はあるよね

昨日から自主的食事制限

明日は病院から渡された検査食

初めての検査

初めての下剤

なんでもない事を願いつつ

無事に検査が終了する事を祈る!