うー まだヨパライだぜ

夕べもマサトと飲んでね
天王町で記憶飛んで
いまベッド

最近アイツよく来るんだよ
嫁さんと喧嘩ばっか
真っすぐ帰りたくないってね

近所に引っ越してきた俺を恨んでるだろ嫁さんはナハハ

俺も結婚してた頃は喧嘩ばっかでね。だからって殴るわけにもいかない。当時は独身だったマサトのアパートで頭冷やしてたっけ。あとサウナとか小山さんちもよく泊まった

帰ると「女のワタシより、マサトや小山さんのほうが好きなの?」
ってまーた喧嘩だ。

そんな繰り返してるうち、
嫁がゴリラみたいな不細工とナニした写真が出てきた。

裸ゴリラと一緒に写る下着姿の彼女は、俺が禁じていた煙草をくわえていた。
恥知らずな写真の数々。
俺の知らない女。

この「ジゴロ」てなくだらん単行本並べてる野郎は?
追及すると必死に庇ってたな。

葛西の安ホストであることが判明してアパートに訪問してやったが、「おれはただ…」とかモゴモゴしやがって、ホストなら機転効かして喋らんかいっ てね。


↑てな経験を踏まえてマサトに言ってる言葉↓

たしかに彼女はズボラだよな。しかし、いくら片付けられない女だろうが、撫で肩猫背のカピパラ顔だとしても、レジャーを求めるわけでもないし、高級ブランドをねだるわけでもない。あれはお前だけで一生を終える顔だ。浮気なんかありえない風体だ。俺らはもう若くない。確実に家に居てくれるだけでも有り難いことかもしれない。おまけにパケ定額でないからSNSもやらんだろ。リアル浮気はもちろん、擬似浮気さえもしない。

これは貴重なことだよと。

もう、あれもこれも って年齢じゃないんだ、俺もマサトも小山さんも、その他大勢のミドルエイジ達も。

とかいって、この気ままロンリー暮らしで一生終えそうだが。

シャワー浴びよ

いつもの店。
知り合いの弟が経営してる。

カウンターに先客二人。

常連の左官工と、初顔合わせのおじさん。このおじさん、漫画家のエビスさんソックリだな。

なんだかんだ盛り上がり、三人で二軒目のスナック。先日の花見に来てた女の子がいた。

日付跨いだところでお開き。

二人と別れてタクシー乗り場向かう途中、ふらっと立ち寄った知らない居酒屋。カウンターつこうとしたら、四人掛けに座れいう。

カウンタがいいんだよっても、ウチはカウンタ営業してないってさ。

まーいいや、ウーロンハイとオレンジサワー、大ジョッキ大至急頼む。

隣の卓の二人組がなんか言ってきてる中、テキトーに返事しながら今夜も記憶喪失コースかなと。

しかし、隣のスキンヘッドのデブピアス、こいつアキラカに俺に悪意もってんだな。そうでなくてもイヤな顔してんなこの二人は。

ってことで、黙ってろって割り箸投げた。スキンヘッドでないキラキラ瞳のかっぺタンが俺の左腕を掴んだ。反射的にこっちは彼にローキックいれた。暴力だとスキンヘッドが警察呼んでんだな。酒場でよくある小競り合いだろバカが。大袈裟なんだよ。

そのまま三人、署でハナシ聞こうじゃないかと。

「こいつを逮捕しろよ傷害だろ」って息巻くスキンヘッド。
「おまわりさんになんてクチのきき方すんだ?」
ってボク。
「マッポが仕事しねーなら、俺ら告訴するからな」
「マッポとかそうゆうこと言っちゃいけないよ」

ラチあかないと思ったのか警官が、「今日は互いに酒が入ってる。後日、ここに来てお互いに謝るところは謝る。決裂なら民事でどうぞ」

医者行くからな、とか言って奴らは帰ってった。医者だけに慰謝料ってか?使い古しの駄洒落。

こっちは眠くて眠くて、一晩泊めてねって長椅子に横になったら、パトカーで送ってくれた。

そして昨日、また奴らに会ってきた。医者の診断書には全治四日とある。初日9870円。
アユ「5.6万なら払ってやるよ」
キラキラ「痛くて仕事休んだんだよね、そのぶんもみてもらえる?」
スキンヘ「こいつ家庭持ってんだよ、どうしてくれる?」
アユ「スタスタ歩いて来てなに言ってんだ、ユスリとかコジキかお前らは」
スキンヘ(立ち合いの警官に)「コイツ逮捕してよ」
警官「そこからは民事で」
アユ「もうお前らにはビタ一文やらん」
スキンヘ「明日もう一度、テメーに電話する。誠意ないなら告訴だ」
アユ「構わんよ。告訴も前科も俺には問題ない。お前らを恐喝で逆告訴でもしようかな」


てな経過で今日夕方には方向が決まる。

愛想ついてない。

横浜の
小高い丘の上のマンション
同じ屋根?の下で二人
爺さん婆さんになる。


って、書いてる最中に不動産屋、電話してきやがって地獄耳か。