Life,Words&Mind(後半)
7・キット晴れになる
こーいうコード使ってシングル書いて
って渡されたPのデモ音源に入っていたメロの
サビの2小節と設定リズムだけ使って書いたもの
人のエッセンスが一滴でも入ったメロで
曲を作り歌うのはこの曲が最後です
それ以降は100%オーガニック俺
なにかの番組のタイアップ曲
プロモーションに行った時だったか
歌詞について屈辱的なことを
すれ違いざま見知らぬ男性に言われ
なんだと!!というか誰だ!!となった
(怒りのあまり正確には思い出せないけれど
前作聴いて期待してたのに これは幼稚で響かない
君はこんな歌詞書く人じゃないでしょ?
次はもっと頑張っていい歌詞書いて
的なことだった気がする)
シングル用に使える言葉の加減や調整が
まだうまくできない頃
ことシングル曲に関しては
リサ語を使い らしさを表現することに
苦悩していた頃に言われたので
核心をつかれてキツい一発だった
アルバムとシングルで
Mixが多少違うらしいが
何がどう違うのか全く覚えていないけれど
ワタシの事だ 何かゴネたに違いない・・・
8・Promise
自分の声以外のコーラスワークを聴きたくて
男性コーラスたくさん入れてもらったけれど
自分の響きに合う人っていないと気づいた
というか自分が人の響きに合わないのか?
この作品を機に 他者のコーラスは
足りない成分を補足する時以外は入れなくなった
らしさとは経験の上に成り立っている
私には珍しい 打ち込みビート
もっとハネてれば もっと私らしいグルーヴ
ですがこれ以上ハネるとポップじゃ
なくなるということは理解している
9・天へと昇ろう
これと対になってる軽妙な歌が
最後のSTARTIN’ OVER NOWだと思う
過去すぎて だと思うとしか言えませんが
改めて聞いて方向性的にそーかなと
愛をちょうだ編とありますが
他の編があるわけでは多分ありません
他の編を書こうと思ってたかもですが
書いたのか 書かなかったのか ハテ
気楽な歌を楽なトーンで唄いたい
前作の反動が出ている曲
オタマジャクシがいっぱいで
メロディがコロコロと笑い転げ回るような
ライトな曲をこの頃よく書いていました
10・Rain,rain,go away
歌唱力なさすぎて 想像通りに
歌いこなせなくて凹んだ1曲
もっと上手に歌いたかったけれど
この頃の限界は情けないけどココ
かといって これ以上の歌を
今は唄えるのかと言われたら
唄えますとは言えませんし
歌えませんと言いそうですが
バラードやミディアムロッカバラードを
唄いこなせる実力もなかったのに
唄える唄えない関係なく
作る事はできたし 求められたので
つい唄ってしまっていました
アレンジ的には アコースティックで
もっと そっと悲壮的に語るように
歌いたくて作ったはずですが
キーが上がり 派手になったので
それに合わせて強く唄うのに苦労しました
ME AND・SLOW BIRD・RAINは
このアルバムにおける
ミディアムバラード3部作
11・STARTIN’OVER NOW
ポップでも1st時とは違うポップさ
自分は硬派ではなく軟派だと思っていたけれど
売り出し方が正統派 本格派 硬派で
そうじゃないのにそう思われて困っていたので
メッセージ性だとか 深い意味を持たない
なんか今誰かが走り去ってったな~
って感じるくらいの軽妙な歌を
たくさん書いていた頃
作る時 唄う時 録る時に
心の負担にならない軽さを
このアルバムには求めました
~~~~~~~~~~~~
1stと違う点は「軽さ」これが全て
ビート感やギターの音色
ネットリ ビッタリ ギッチリ
そーいったものをひたすら薄めて
楽曲の面白さ メロディのハネ感とか
転がり方とか Dメロを増やして
1曲の中の展開 表情を豊かにしたり
自分の強みとは何なのか
この子の個性はどこなのか
ガールポップとの違いはどこなのか
そーいうのを知らしめるために
このときできる表現をひたすら試した
試行錯誤な1枚です
*アルバム制作に纏わるエトセトラはNoteまで