その昔、カラオケボックスでの体験

平面で縦長な作りの大中小 20部屋程度のカラオケボックス店でした。通路は中央の一本道で、枝分かれで部屋がありました。

空室の部屋にお客様がいることがあります。
酔って寝てる人、いちゃついている人、などなど様々な理由があるようです。

その場合もとの部屋に戻っていただくようにしていました。そして掃除。使っていなくても人がいたため掃除するんです。
新規のお客様を案内したときに人がいると、
別部屋の取り直しで処理が大変でした…。

そんなある日、奥の方から男性が歩いてきて、
中くらいの部屋に入っていきました。

また酔った人が寝るために入ったと思い、
すぐに追いかけました。

ちょっぴり奥まっていて、明かりは消えていました。

明かりをつけて、「お客様! ・・・」

いない?

え?

人とすれ違っていない、中央の道を通らないといけないのに
誰もいない!!

はっきりと見えたんですよ!年配の男性が!
でも部屋には誰もいない。

ドア裏やテレビ裏も見ました。

あわてて中央の通路を見ながらカウンターまで行き、説明して一緒に全部屋確認しましたが
いませんでした。


たびたび
姿を表していましたね。

仕事なので注意しに行かないといけなくて、
でもやっぱり
誰もいない・・・

毎回 中くらいの部屋を利用されていました・・・。