こんばんは!

さてさて、先週金曜日晩に赤坂アークヒルズにあるサントリーホールに出掛けてきました。
ラッキーなことに、読売日本交響楽団第635回定期演奏会の鑑賞券が手に入ったからです。
正直なことを言えば、柄にもなくナマオケなんぞは聴きに行く機会はほぼありません(笑)

wifeは自宅から、私は職場から現地に直行です。
私の場合は、武蔵小杉駅から東急目黒線(メトロ南北線直通)を使って、六本木一丁目駅で下車して現地へのルートです。

コンサートの開始前に、シュマッツ/schmatz赤坂アークヒルズで軽く夕食を済ませました。

第635回定期演奏会の演目ですが、
指揮:山田和樹

・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 BB114 →『弦チェレ』
・インターミッション 
 →小澤征爾氏逝去の知らせ
・武満徹:ノヴェンバー・ステップス
・ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 作品36

インターミッションが終わって、ノヴェンバー・ステップスの演奏が始まる前に、小澤征爾氏の訃報が山田和樹氏によって告げられると、会場はどよめきに包まれました。

山田氏は、幾つかの逸話をお話されました。
通常であれば黙祷の場なのかもしれませんが、山田氏は生前の小澤氏のお人柄からして、湿っぽい場になるのはご本意ではないだろうとのご判断を語られました。
N響事件がきっかけとなって、小澤氏は海外での指揮に挑戦する機会に拍車が掛かりました。
その際に、指揮台に上がる東洋人を見て、席を立つ観客が居た時代があったとか。

偶然と言えば超偶然で、演奏が控えていたノヴェンバー・ステップスは、
1967年11月9日、ニューヨーク・リンカーン・センターのフィルハーモニック・ホール(デイヴィッド・ゲフィン・ホール)において、小澤征爾氏の指揮でニューヨーク・フィルハーモニックにより初演された曲とのこと。
また、ベートーヴェン 交響曲第2番は、小澤氏の80才バースデーコンサートで演奏された記念曲とのこと。


唸ってしまいました。。。

もう少し時間的に余裕があれば、アークヒルズ内を散策したかったのですが。
帰路は、メトロ銀座線の溜池山王駅から表参道駅まで移動して、メトロ千代田線に乗り換えて代々木上原駅まで移動
その後は、お決まりの小田急線を使っての帰宅です。