STORY初恋34 | 三代目妄想中☆GENERATIONS数原龍友♡

三代目妄想中☆GENERATIONS数原龍友♡

妄想ストーリー執筆中。
GENERATIONSが好きです。
数原龍友が一番のお気に入りです。


★フィクション★
妄想書いてます。

不快に思う方は立ち寄らないでね。




隆二side)



五年ぶりに再会したマコトちゃんは、

不良っぽさがなくなり、

すっかり大人の素敵な女性になっていた。



学生時代の話、その時の彼氏の話、仕事の話、

オレらは時間を忘れて話した。





あっという間に解散になり、

オレらは、連絡先の交換をして

また近々二人で会おうと約束した。






翌日、仕事が休みの彼女にラインして

食事に行こうと誘った。

ランチ?どこ?と、すぐに返事が来た。

ランチじゃなくて、夕方は?と送ると

行きます!と返事が来た。






夕方5時。設計事務所の手伝いを早めに切り上げ

約束の駅前に行く。

クリスマスが過ぎ、年末の雑踏の中

オレは彼女を待った。

















マコトside)




隆二に再会して、この五年間の事を

思い出していた。








オミに会えなくなって、

ポカンと穴が開いたような気持ちの中で

高校に進学した私は、スイミングに打ち込んだ。



私の寂しさを癒してくれたのは、

言い寄って来て付き合い始めた片寄先輩じゃなく

数原コーチだった。




大会前に、練習が終わった後

トレーニングルームに行くと数原コーチが来て




「お前、水着の下サラシ巻いとるやろ?

これ、明日から着てみ!

締め付けキツイけど絶対こっちの方が

動きやすいから!」




と、紙袋を渡された。

高校の練習着と大会用の水着

どちらも特注品だった。




寮に帰って着てみると、

確かに締め付け感があるけど、動きやすい。

何より気にしていた胸はすっぽりと水着に収まった。







翌日、数原コーチにお礼を言い

「コーチ、お金いくらですか?」

と聞くと、



「カラダで払って!

あ、成績のことやで〜」



と言ってくれた。





数原コーチは、結婚して子供もいた。

片寄先輩から、女好きだから気を付けて!と

いつも忠告されていたけど、

水着の件から、コーチを信頼していた私は

何かある毎に相談していた。







数原「ええ感じやん」




マコト「成績?」





数原「成績もそうやけど、水着。

お前、体験来た時かわいそうなぐらい

カラダは硬くて伸びへんし

ぎこちなかったもん。

ずっと、サラシいつ外すんやろ思てた」





マコト「サラシの事、気づいてたんですね。

ずっとコンプレックスだったから...。

でも、最近締まったせいか

前より小さくなってきて...

あ、コーチには胸の話は余計か...笑」




数原「え?マジ?小さくなったん?

それもったいないやん、

なくなる前に見たいわ!」




マコト「は?!

イヤです!!」









私達は、二人の間でしかわからない話をする事が

多くなり、片寄先輩も心配していた。




片寄「マコトが何かされんじゃないかって、

オレ、心配なんだけど!」




マコト「コーチは、そんな人じゃないよ!

家族大事にしてるって言ってたし」





片寄「ずいぶんコーチの肩持つじゃん!

オレだって、オトコだから

マコトとコーチが話してるとイチャついてる

みたいに見えて、面白くないんだよ!」