華道草月流師範、東急セミナーＢＥ講師の雪野真理です
インスタグラム、「yukino.mari」で始めました
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ウィークデイ、秘書を務めているオフィスでのいけばな、そして日々の花活動をご覧くださいませ。
この度の平成３０年北海道胆振東部地震において、被害が最小限になりますよう、心より祈念申し上げます。
表参道のオフィスビルのエレベータフロアのクルクマ、アレカヤシ、ニューサイラン、どれもこれも終わりかけの材料です(笑)
なんとか永らえてほしい、最終の美を目指しました。
奥行きも高さも優にある空間、花器は三つ使っても、嬉しいことに窮屈ではありません。
勢いと涼しさが感じられたらいいな～。
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南国地方発祥の花、そして国内では真夏の花でもあるクルクマは茎も太くいけやすく、色味もフィーシャピンクやフレッシュなグリーン系など、いかにも夏らしく鮮やかに引き付けるものが多いです。
輪郭がはっきりしているのも特徴的で、単純な分かりやすい美しさといえます。
オフィスでのクルクマ、この難しい主張の強い花器を使ってのいけばな、相当、考えあぐねました。。。
型どおりのいけかたでは、円を二重に描いた間口の小さな器には通用しません。
器に呑みこまれてしまいます。
ニューサイラン（葉もの）を器と同じように丸めたり、直線と曲線が自由に遊んでいるような、でも規則的なような一体感、目指しました
オフィスのボスは特に「うーん、なんでこうなのか。。ぐっとこないな～」との感想でしたが、
こちらの講釈は通じたようでした。
ここが草月流を理解する難しさとも日々、感じます。
際どさを美として昇華させるのが、何よりも難しいことではないでしょうか。
カリキュラムとしては、「器と床面を意識する」にそっていけました。
床もひとつの空間としてコミットされます。
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大切な女性のメモリアルに、お仲間一同でお花をお贈りしたいとのオーダーをいただきました
素敵な方に相応しい華やかなものにしてほしいとのリクエストでした。
品のある白いバラ、この季節ならではリンドウ、ヒペリカム、スプレーカーネーション、てまり草、白いばらに対し、他の花材はビビッドであるほうが、インパクトが強いのでは思い、作り手として想いを込めてアレンジしました
とてもお喜びいただけたよう
※有りがたく皆様からのお写真の提供をいただきました
美味しいワインとお食事の中で、用意されていたお花をお手渡しされたようです
きっと盛り上がる一役になっていたらこちらも何よりです
Restaurant＆bar sanmi
そして今回の大きなコンセプトはもうひとつ、お仲間のお一方が手がけられた注目の作品「たぶん世界は8年目」、
この初秋（9月）にシアタートラムで公演が始まります。
劇団 東京マハロ
「たぶん世界は8年目」
http://tokyomahalo.com/performance/
こちらも9月に観に行かせていただきます
人気のプロデュース、大変な注目作、評判のご脚本やご演出が今からとても楽しみです
こちらはデリバリに乗せる前、制作直後にサイドから撮ってみました～。
包装前に正面からも～。。。
やはりスマイルとお花は相性がいいですね☆そして、美味しいワインも
華道草月流師範、東急セミナーＢＥ講師の雪野真理です
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猛暑の勢いが衰えませんが、JR大崎駅 南口を右に向かう「大崎ThinkPark店 あえん」でいけてきました
先ずはエントランス入ってすぐのお迎え花です～。
初日はユリが蕾だらけなので、スプレーカーネーションも散らすように入れ、背の高いソケイやたにわたりの悠然に映ればよろしいかなと思いました
奥の大き目の個室、仕切りをとれば、10名様以上は入れますでしょうか。
これまでのいけられていた古い材料を花器から解き放していき、新たな材料をいけていきます～。
うーん、いけばなをやられる方は、こんなふうに一本、二本を挿しただけで、やっぱりいけばなの風が吹くような空間活用は宜しいと思ってしまうのではないでしょうか水もしたたり、フラワーアレンジとは違う魅力です
この時期の元気で鮮やかな色あいのリンドウ、お部屋の中で確かな存在感を放ちます☆
夏ならではのテラス席、ガラス張りの内側のお席から撮りましたビールなんか飲んだら気持ちよさそう
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表参道のお花屋さん「花市場」で美しいグラジオラスを見つけたため、久しぶりにいけました
他の葉もの（グリーン）類と相まって、蕾が咲いたときを想定し、輝くようなキラキラした元気な夏らしさを意識しました
こちらのグラジオラス、パイピングのようにオレンジに縁取りされていて、やはり二色使いに咲ききるのは、至福感でいっぱいになりますね～
ボス席には、最近、骨董通りの花器や茶道具の専門店「つたや」さんで購入した器でいけ込みしました
お月さまのような形状です。
たまには、こういう残りのものや自分なりに工夫していけるのが楽しみ。
逆に気負いなくできるからでしょうか。
そして、もう残り少ない命を生かそうと、瞬間を大切に集中できます
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心が上がるお花、ご覧くださいませ
この度の西日本豪雨において、被害が最小限になりますよう、心より祈念申し上げます。
今週の表参道オフィスいけばなは、赤はグロリオサ、黄はオンシジウム、緑ははらんです
グロリオサの特徴はなんといっても、絡みつくような花びらと葉で構成されていること。
余りにも奇抜で一目見て度肝を抜かれる印象がありますが、華やかさではユリやバラと遜色ありません。
お祝い花にも多く使われますね
クルクルっと巻かれている独特な葉の先端に、「いけて」としてはぐっときます(笑)
せっかく出来上がっている曲線の力を借りて、うまく使いこなしたいけばなにしたいものです～。
いつもながら、残りの材料でボスのデスクを彩ります☆
ちょっとごちゃごちゃしてます(笑)
先々週からのドウダンツツジ、結構いつまでも元気だ～
生きていく力、植物やお花に救われる日々です
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心が上がるお花、ご覧くださいませ
何と初めて、いけばなに「かすみ草」を使いました
あまりにも平凡で王道をいくお花であり、はたまた、お子様が初めてお母さんのために贈るカーネーションと並ぶようなオーソドックスなイメージがあり、これまで特に「いけたい！」というような興味や関心をかきたてられることは有りませんでした。
ふとい、はらんと共に、空間をとり、直線と曲線をつくり、これまた王道のいけばならしさにしてみました
マッス（塊）をかすみ草で見立てて、「けっこういいかも～！かすみ草いける」満足しました(笑)
かすみ草はドライにもなり、ずっと長く使えます。
異質素材ものや他の材料との組合せにより、外見の引き出しが多くなりますね。
今回、いけばなに使い、またまだ研究の余地あるかも～ポテンシャルあるかも～と材料としてのすばらしさに開眼しました
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心が上がるお花、ご覧くださいませ
6月にいけた「大崎ThinkPark店 あえん」でのいけばなです。
JR大崎駅から直結、ビジネス街にあるこちらのお店はとっても広々としてガラス張りの建物になります。
陽ざしやライトがいつもキラキラと射し込み、お昼も夜も過ごしやすいお食事の時間を迎えられます。
http://www.mosdining.co.jp/aen/osaki.php
個室の二か所のいけばな、高いところと低いところ、見せ場（花を見る位置）が違います。
見上げた時に美しいか、座ってふと目を留めた時に美しいか、それぞれのつけどころを考えます
まずは、入って左の高いコーナーの背面はガラス張り、あえて高さも出したほうがいけばなに力が出ますね～。
オレンジのケイトウ、蕾のグラジオラス（初日はどうしても蕾、見頃は3～4日目）、葉ものは木苺にレンギョで夏らしさを一気に表わせます
凛然と立つマム（菊）を柱に、お席に座られた方が癒されるお迎え花となっていたら嬉しいです
華道草月流師範、東急セミナーＢＥ講師の雪野真理です
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心が上がるお花、ご覧くださいませ
都内もそろそろ梅雨明けの兆しでしょうか。
蒸し暑かったり、気温が低かったりと過ごしにくい中、やっぱりこの季節の大きな楽しみは芍薬が市場にたくさんお目見えすることです
美しい女性を形容する代名詞「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」でも有名～
芍薬の華やかさは格別です
表参道オフィスいけばな、大大大好きなピンクーこれまた大好きなガラス花器でいけました～。
私の中ではスタンダードないけ方タニワタリを水の中で這わせて、大振りの花を何とか立たせます。
咲き始めると重さや面積が出るところを利用し、うまい具合に引っかけられたら成功です☆
こちらの週のときは花器を二個づかいで、ドウダンツツジと枝ものを使い、横幅を効かせます。
ぐっと落ち着きのあるいけばなになります。
黒い花器はモダンにもアバンギャルドにもなるカッコイイ器です。
色に迷われる場合は黒をお勧めします
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心が上がるお花、ご覧くださいませ
この季節に入り、街中と同様に、花の市場もどんどんと緑が色濃く生い茂ったつやつやした植物をたくさんお目見えしてきます。
最近は、デイリー勤めている表参道のオフィスビルのエレベータフロアでいけることに凝っています。
光がわずかに差し込み、奥行きが台形に近い形で大きく広がり、背丈も2m近くある広々とした贅沢な空間です。
大きく、躍動感や流動性を意識していけたいものです
グリーンを中心にいけこみしました～
まずはこちら、アリアム（ネギ）と大小のアレカヤシ、ルスカスなどです☆
堂々とした夏らしいアレカヤシの持ち味を生かすことがいちばんこれだけ広いコーナーなら難なくトライできます(笑)
とーっても長持ちして、3週ちょっとこのままでいくことができました。
アリアムに注意が必要なのは、時間が経っていきますと処分するときなど、ちょっと、臭ってきます。
そう、いわゆるネギですからね。。。
次のいけ変えです。、ストライプ柄の爽やかで粋なニューサイラン、曲線や直線を組合せたものを、幅が小さく、挿し口も狭い花器にいけてみました。だめになった大きなアレカヤシは抜き、モンステラを前面に添え、原形自体は変わらないよう、新たなニューサイランとも融合してますでしょうか～
三個の花器をつかっても、少しも狭苦しく見えない広さが、単純に嬉しい。。。
現在のです。
最初から使っていた花器二つのいけばなは撤収し、ニューサイランだけにしましたが、それだけでは、空間を持て余してしまいます。
ベアグラスで膨らみを持たせた輪を、いくつも微妙に重ねて厚みと奥行きを出していきます。
草月流ならではの作品を大きくスケールをもたせたいときの技巧的ないけかたともいえるでしょう
向きも違うところから撮ってみました～。
自分なりに最近、最も好きな気に入ったいけばなです
