今日の研究会は、鉋屑が主役です。普段の枝物や花ものに加え、材料として組み合わせ融合させます「この作品にかんな屑がなくてもいいんじゃないの~」ではいけません。「鉋があるから引き立つ!成立してる!」となるものにしなくてはいけません。
鉋くずとは一体なんと不思議な材料今回は、お教室の生徒さんの中に、ご実家が横浜で材木卸問屋業を営んでらっしゃる方のご厚意で提供していただくことになり、思いっきり、かんなくずを使えるカリキュラムとなりましたズキュン
大変でしたが頑張りました~なんとか、鉋屑の存在の意味を守ることができたようです☆
花器はもともと憧れていた上品な信楽焼きもの。受け口を起点に鉋が盛り上がっていくようなイメージにしたく、土台の部分はしっかりと丸めたものを入れていきました~
上からは鉋を垂らしながらも、線の太いものを前面に曲線を形作るようにし、その後ろは線の細い鉋を混在させるようレンギョの枝にからめたり垂らしたりしました花はラナンキュラスをちらちらと見え隠れするように散りばめるようにしてみました。鉋の圧倒性をもつものにすることにはできました
またまたクオリティの高い生徒の皆様の作品です
こちらはガラス花器を二つ使われてシャープに仕上がっています~
鉋くずのもつ条件に縛られず、伸びやかに生き生きと植物との融合性が成功している作品です☆鉋も一体化させ、ひとつの植物にしてしまわれていますまるで鉋がバラみたいです☆☆鮮やかさや華やかさを出せるなんて、素晴らしい。。。
木蓮とバラの大ぶりな植物を踏まえて、鉋の存在感も負けることなく、存在されています☆
こちらは今年、小学校に上がる6才の男の子が作られました☆☆いつも、お姉ちゃまと一緒にご自身の作品も作られていて感心しています~研究会にお初?のご参加です。
花器の中に小さい花器を用いること、チューリップの茎を三角形に置くこと、鉋を上からからませること、
全部、ご自分のアイデアですすごいな~
空間もとれていて、チューリップの人工美の鮮やかさも出てますね~
かっこいい~レンギョと合わせゴージャス鉋屑とはとても見えませんね~
作品がまるで擬人化してしているように思えます本当にこれで一つのアートデザインです☆☆☆
こちらも同じ材料と花器でおやりです~流れるような鉋のラインがきれい☆花器は籠。網目につなげられています籠を横向きに置いて裏を前にされています。素晴らしいアイデアに感服コンサバなイメージの籠をそのまま使うよりも、創造性を刺激されますレンギョがお空に向かって主張しているよう。。。
今日も楽しかった次回の研究会も今から楽しみです