気ままに子育ての回想をしてます。

今日はオランダで過ごした時にあった赤ちゃんにまつわる回想します。

 

わたしは妊婦時代と出産はオランダで過ごしたのですが、出産するまで、

オランダ語教室に通っていました。

とりあえず、滞在する国の言葉は学ぶという信念はあったのですニコ

 

そこは、公的な機関だったので、無料でした。

だから、移住しにきた人々も学ぶ場所でもあったので、様々な国の人がいました。

シリアからきた真面目な青年はラマダンの時、食べないってことを初めて知りました。

クラスでお菓子を回したのか、食べ物の話になったのか、、

とりあえず、ラマダンというイスラム教の教えもその時に初めて知りました真顔

韓国から来た駐在マダムはテストの時は必ず、欠席していたことだけはなぜだか覚えています。

日本人もいましたほっこりほっこり

その方は勉強熱心なので、何度、助けてもらったか、、、、

先生も厳しく、授業中はオールダッチ(オランダ語)、

あまりにも苦しくて、英語で質問すると、オランダ語で返事をするという徹底ぶりでした。

(英語はそんなに喋れないけど、オランダ語よりかなりマシというレベルですぼけー

ヒーこら通っているうちに、お腹も大きくなり、

クラスの人にも分かるように、、、

 

そして、ある日、クラスメートのアメリカ人の男性から話があると呼び出され、

聞かれたのが、

「日本人の赤ちゃんはどこで養子縁組(アダプション)できるのか?」

 

養子縁組というとなんだか大層な物だけど、

アダプションと言われるとちょっと、ライトな感じを受けるのは、アメリカとかではそういうのって普通な事だからでしょうか?

 

私は、ちょっと待て、このお腹の子は養子には出さないよーと私が口に出す前に、

「中国や東南アジア、インドの子供はたくさんいるのだけど、日本人はいないんだ、」

と彼が言うのです。

 

そうか、この子を狙っているわけではないのね、、、

それと同時に、そのアメリカ人がパートナーと養子を探している事実や国際的な養子事情を知ることに、、、

日本人ベイビーができれば、欲しいとのこと、、

 

妊婦にそうゆう話ってどうよ、、と思ったりするけど、

その時は子供を妊娠しているありがたさと罪悪感であんまり言えなかったんだと思う。

私は

「日本人はあまり海外に養子に出すことはしないと思う」

ということを言ったような、、、

 

日本人の赤ちゃんって、貴重かも?と知った出来事でした。

 

結局、出産1ヶ月前にオランダ語教室は行くのをやめたのですが、

息子が生まれたら、クラスのみんなが訪ねてきてくれました。

クラスの外なので、先生も初めて英語で喋ってくれた、、、、爆笑

(やったー、オランダ語より言っていることがわかる!)

 

このカエルのような新生児をみたそのアメリカ人は、それでも日本人の赤ちゃんと思ったのだろうか??

結局、聞けなかった、、、