そのとき、隊員たちは色めきたった。
「木祖村のちから水が水場として整備されたらしいですよ」
「えーっ?」
昨年、名水探検隊がおいしい水3選に選んだあの「ちから水」が水場になったというのだ。
我々が訪問した際は、味噌川ダム側道のコンクリート擁壁から水抜きパイプで流れ出るだけのものだった。
![$木曽路名水探検隊のブログ-ちから水](https://stat.ameba.jp/user_images/20090724/17/kisomeisui/5b/4e/j/t02200165_0400030010219448404.jpg?caw=800)
【過去ログ】 水木沢から奥木曽湖へ「ちから水」って何だ?
その後、ちから水を有名にしたい一心で飲み会で話題にするも、薮原在住の方でさえその存在を知らない。
また、「信州の秘水・名水」に推薦してみたのだが、ただの水抜きパイプでは、竹槍を持ってB29を撃ち落しに行くようなものだった。
そのちから水が水場になった!?
我々名水探検隊は、8月の猛暑の中、味噌川ダムに向かった。
ちから水は、味噌川ダム左岸(下流から見ると右側)の側道をふれあい館から上ったところにある。
残念ながら、道路工事中であり、現在、ふれあい館からは上れない。
味噌川ダム右岸(下流から見ると左側)から上流の橋を迂回してちから水を目指す。
あった。これが現在のちから水だ。
![木曽路名水探検隊のブログ-ちから水斜め](https://stat.ameba.jp/user_images/20100908/19/kisomeisui/51/ca/j/t02200165_0704052810737245916.jpg?caw=800)
水抜きパイプは二股のグレーの塩ビ管となり、板で囲まれている。
![木曽路名水探検隊のブログ-パイプ](https://stat.ameba.jp/user_images/20100908/19/kisomeisui/81/6a/j/t02200165_0704052810737245927.jpg?caw=800)
相変わらずの豊富な水量。
常に溢れかえっている状態であり、この水舟ではちょっと小さいか。
![木曽路名水探検隊のブログ-水舟近接](https://stat.ameba.jp/user_images/20100908/19/kisomeisui/ad/a4/j/t02200165_0704052810737247042.jpg?caw=800)
看板もちゃんと付けられた。
「力水」ではない、「ちから水」だ。
![木曽路名水探検隊のブログ-看板](https://stat.ameba.jp/user_images/20100908/19/kisomeisui/bc/41/j/t02200165_0704052810737245917.jpg?caw=800)
味はほとんど無味無臭、冷たくておいしいのだが、備え付けの柄杓が雨ざらしであり、その味の方が勝ってしまう。
柄杓を置くのであれば、屋根状のものが必要だろう。
しまった、ペットボトルを忘れた(汗)
振り返って奥木曽湖(味噌川ダム)を一望する。
![木曽路名水探検隊のブログ-ちから自ら眺める奥木曽湖](https://stat.ameba.jp/user_images/20100908/19/kisomeisui/8a/79/j/t02200165_0704052810737247043.jpg?caw=800)
このちから水、味噌川ダムの建設作業員が、飲むと力が出る、ということで、ちから水と名付けられたそうだ。
こんなでっかいダムを造ったとは、さぞや大変だったろうに。
天気のいい日に誰もいないダムの側道で水を汲む。
ちょっと贅沢な、あるいは浮世離れした気分にさせてくれる場所である。(momo)
(余談)
帰る途中、高級外車とすれ違ったが、ちから水を汲みに来たのだろうか。
そんな上流まで行かずとも、まずは味わってみたい!という方は、ダムの脇にあるふれあい館で飲むことができる。
定期的に水質検査をしているそうだから、ご心配なく。
水やお茶ならタダ、インスタントコーヒーは50円、エスプレッソは150円。
エスプレッソマシンが入ったじゃないか。前はこんなのなかったぞ。
昨年、隊員であったU氏は、デートコースとして、この場所をフル活用したそう。
なかなか渋いデートコースである。
「木祖村のちから水が水場として整備されたらしいですよ」
「えーっ?」
昨年、名水探検隊がおいしい水3選に選んだあの「ちから水」が水場になったというのだ。
我々が訪問した際は、味噌川ダム側道のコンクリート擁壁から水抜きパイプで流れ出るだけのものだった。
![$木曽路名水探検隊のブログ-ちから水](https://stat.ameba.jp/user_images/20090724/17/kisomeisui/5b/4e/j/t02200165_0400030010219448404.jpg?caw=800)
【過去ログ】 水木沢から奥木曽湖へ「ちから水」って何だ?
その後、ちから水を有名にしたい一心で飲み会で話題にするも、薮原在住の方でさえその存在を知らない。
また、「信州の秘水・名水」に推薦してみたのだが、ただの水抜きパイプでは、竹槍を持ってB29を撃ち落しに行くようなものだった。
そのちから水が水場になった!?
我々名水探検隊は、8月の猛暑の中、味噌川ダムに向かった。
ちから水は、味噌川ダム左岸(下流から見ると右側)の側道をふれあい館から上ったところにある。
残念ながら、道路工事中であり、現在、ふれあい館からは上れない。
味噌川ダム右岸(下流から見ると左側)から上流の橋を迂回してちから水を目指す。
あった。これが現在のちから水だ。
![木曽路名水探検隊のブログ-ちから水斜め](https://stat.ameba.jp/user_images/20100908/19/kisomeisui/51/ca/j/t02200165_0704052810737245916.jpg?caw=800)
水抜きパイプは二股のグレーの塩ビ管となり、板で囲まれている。
![木曽路名水探検隊のブログ-パイプ](https://stat.ameba.jp/user_images/20100908/19/kisomeisui/81/6a/j/t02200165_0704052810737245927.jpg?caw=800)
相変わらずの豊富な水量。
常に溢れかえっている状態であり、この水舟ではちょっと小さいか。
![木曽路名水探検隊のブログ-水舟近接](https://stat.ameba.jp/user_images/20100908/19/kisomeisui/ad/a4/j/t02200165_0704052810737247042.jpg?caw=800)
看板もちゃんと付けられた。
「力水」ではない、「ちから水」だ。
![木曽路名水探検隊のブログ-看板](https://stat.ameba.jp/user_images/20100908/19/kisomeisui/bc/41/j/t02200165_0704052810737245917.jpg?caw=800)
味はほとんど無味無臭、冷たくておいしいのだが、備え付けの柄杓が雨ざらしであり、その味の方が勝ってしまう。
柄杓を置くのであれば、屋根状のものが必要だろう。
しまった、ペットボトルを忘れた(汗)
振り返って奥木曽湖(味噌川ダム)を一望する。
![木曽路名水探検隊のブログ-ちから自ら眺める奥木曽湖](https://stat.ameba.jp/user_images/20100908/19/kisomeisui/8a/79/j/t02200165_0704052810737247043.jpg?caw=800)
このちから水、味噌川ダムの建設作業員が、飲むと力が出る、ということで、ちから水と名付けられたそうだ。
こんなでっかいダムを造ったとは、さぞや大変だったろうに。
天気のいい日に誰もいないダムの側道で水を汲む。
ちょっと贅沢な、あるいは浮世離れした気分にさせてくれる場所である。(momo)
(余談)
帰る途中、高級外車とすれ違ったが、ちから水を汲みに来たのだろうか。
そんな上流まで行かずとも、まずは味わってみたい!という方は、ダムの脇にあるふれあい館で飲むことができる。
定期的に水質検査をしているそうだから、ご心配なく。
水やお茶ならタダ、インスタントコーヒーは50円、エスプレッソは150円。
エスプレッソマシンが入ったじゃないか。前はこんなのなかったぞ。
昨年、隊員であったU氏は、デートコースとして、この場所をフル活用したそう。
なかなか渋いデートコースである。