【大事の義は 人に談合せず 一心に究(きわ)めたるが よし】
戦国時代の武将
伊達政宗(だてまさむね)の言葉だそうです
意味は
【重要なことは 人に相談せず 自分で考え決断したほうが 良い】
(直訳)です
コレが名言として後世に残っている理由は何でしょうか
少し考えさせられる言葉であります
大事なことは他人に相談して答えを求めるのではなく、自分で必死に考えなさい
とか、あとは伊達政宗の逸話から推測するに、
相談に時間を費やせない事柄は、「長」(リーダーとかトップと言う意味)が責任を持って即断即決することで物事が良い方向に向かう場合もある
といったニュアンスでしょうか
違うかも知れない^^;
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さて、菅首相がまた物議をかもし出す発言をしてくれました
それは「全国の原発でストレステストを実施する」という発言です
詳しいことはさておき
私は、この「ストレステスト実施宣言」には万雷の拍手を送りたいと思いました
今までの安全対策とは日本独自で決めたガラパゴス的な対策で、とても国際的基準に合致してるとは言いがたいものでした
「原発に安全神話は無い」ことは、先の大震災で嫌というほど証明され、事故は現在も進行中です
あの原発事故から4ヶ月しかたっていないのに、今の国や企業の言う安全に全幅の信頼を寄せることは「おかしい」のです
そんな危うい安全宣言の中で稼動しようとしていた原発を、たった一言で延期させた首相のあの発言は賞賛に値するものではないでしょうか?
神話が崩壊しても、安全を守るために「ありとあらゆる手段を尽くす」のが国と運営(企業)の最低限の義務です
たとえ現場が混乱しようとも、安全第一を貫く姿勢はとても大事なことなのです
今回の、首相のストレステスト宣言は、「安全に責任を持つ立場にある国」が、3月11日の大震災以来、初めて実行した世界に通用する安全対策だと考えています(内容はまだ白紙で、相当抵抗されるとは思いますが)
言葉に責任を持つことや現場の混乱を招かないことに偏(かたよ)りすぎて「本当の安全」をないがしろにすることは愚か者のすることです
「安全第一」をスローガンに掲げている企業などで働いている人(特に指導する側の人)ならわかると思いますが実は多くの企業では「安全第二で利益第一」なのです
段取りや根回しをすることは安全を実行するためにとても重要なことなのですが、利権がらみの抵抗勢力や現状に満足していて危険に鈍感な人がいるため、「安全対策の実行」には結構時間がかかってしまいます
ですから時として安全対策をトップが強引に進めなければならない時が往々にしてあります
今の原発がそうではないかと・・私は確信しています
企業も国も安全対策とその保障について具体的な説明が国民すべてに浸透していないにもかかわらず、「電力不足」を前面に押し出し、稼動および再開発を全力で推し進めているように感じます
また、地域の人たちも「原発」の存在はあえて無視して、誘致や再稼動によって生まれる大金に意識が集中してしまっているのも大きな不安と違和感を感じていました
代替のエネルギーを早急に開発し、将来的に放射能問題など科学的にクリアできない限り、原発は廃棄するべきだと考えています
もし再稼動するならば、現在の科学力で実行できる安全対策はすべて妥協することなく取り組んでほしいし、その後に再稼動するべきだと思います
多くの国民にとって「青天の霹靂(へきれき)」であった首相のストレステスト宣言
トップが公(おおやけ)で大々的に突然宣言することは「太陽光政策」についで2回目です
私は、自身の利権や保身に走るトップよりは数々の抵抗勢力を一網打尽に出来るこの宣言を選んだ「長」に好意的であります
もちろん、段取り無しのこういった宣言は指導力の無さの表れでもありますが、今回の宣言だけは例えどんな辞め方をしても「よくやった」と褒めてあげたいです
安全より利権を選ぶ抵抗勢力ほど恐ろしいものはありません(九電のように)
勇気ある宣言だったと、私は心より思います
まぁ、本人は行き当たりばったりなのかもしれませんが
結果が大事なんです、結果が
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しかし、「利権第一」で動く人を一網打尽にするにはこの方法しかないのでしょうか?
デモや抗議、裁判ではこういった政治的な問題は時間がかかりすぎて後の祭りということが多いわけです(干拓問題なんかがいい例です)
特に再稼動直前まで
あれよ あれよ という間に
ものすごい速さで推し進められた今回の件に関しては
裏で暗躍する「なにか」があり
一国の主だけでは止められないほどの力が働いていたようにも思います
ですから
あのタイミングでトップが突然宣言することだけが
「世界基準の安全第一」を実行する為の唯一の手段だったのではないかと
邪推します
もちろん現在の民主主義において、こういった行為が禁じ手なのはわかっていますが・・
何かあれば税金で解決し、甘い汁を吸っている人は最後まで優雅な生活が保障されているヘンな国、日本
とにかく原発の「安全」だけは万人に行き渡るよう政治家も科学者も全力を尽くしていただきたいと切に願います
明治時代の政治家、田中 正造(1841~1913)はこんな言葉を残しています
【真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし】
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未曾有(みぞう)の大災害を起こし世界的に注視されている日本は世界に先駆け、率先して国際基準の安全対策を導入すると宣言すべきでした
しかし、魑魅魍魎(ちみもうりょう)の渦巻く永田町では、国際的なストレステストを導入することは閣議決定や国会の議論では無理だったと証明されました
抵抗勢力を蹴散らし 今 実施する方法は、何度も言いますがアレ(国会答弁での言及)しかありませんでした
とりあえず今回の即断即決は「長」として持っていなければならない資質が発揮された代表的、かつ日本では稀有(けう)な例だったと考えます
もちろん問題はたくさんある首相で、好きではありませんが、今回の件だけは(何度も繰り返して申し訳ありませんが)よくやってくれたと思います
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最後に・・
ひとつ気がかりなことがあります
それは九電(九州電力)の社長が
ヤラセ問題についての記者会見中に
一枚のメモを渡され
それまでの答弁を変えてしまったことです
九電の「長」(最高責任者と自分で言っていました)の発言を左右できる存在とは、いったい何モノなのでしょうか?
会長とかいうオチは嫌いです
とにかく、本当に恐ろしいことであります