今はデジタルカメラでの撮影が大半である


カメラ店ではセルフレジの感覚でプリントをしているのは当たり前の光景である


SDカードから画像を見つけて、好きなカットを選ぶのです





ネガフィルムで撮影し、サービスサイズの同時プリントの時代とは全く違うのである


行きつけのカメラ店ではとんでもない注文をする客もいて、ひっくり返ることもあった






オフィス街の中にあったので私は仕事帰りに立ち寄るカメラ店である


近くの会社のOLが何人かで旅行をした時の記念写真である


同時プリントをしたが、人数分のプリントが欲しいというのである


仕事を終えた4~5人のOLである


プリントの裏に枚数がメモしてあり、店のスタッフに渡すのである


するとスタッフは、「ネガを貸して下さい」というのである


聞いていた私と写真仲間は超当たり前と思っていた


すると、OLはなんと「ネガ?」 である


スタッフは、細長いオレンジ色のものですと


あれが無いと焼き増しプリントはできません、と言われて呆然としていた


ゴミ箱に捨てたのである







今でも不思議なのは、SDカードはプリントした後はフォーマットするそうである


プリントがあれば原板は無用なのか?


私には理解不能である






ところで、今は焼き増しプリントなんて言わないようです


追加プリントとは言うそうである


白黒写真の経験者は、印画紙に焼くと言うのは普通の写真用語である


この用語だけでも時代の差を考えてしまう私は、やはりフィルムの世代だろう







なお写真ではないが、会社などでは書類などのコピーをすることも多い


年齢が高いと、コピーを複写することと言うことも珍しくなく、焼くと言うこともある


部下にいうときは「これ焼いて」と指示をするのである


実話である


上司が部下に書類を渡したが、しばらくして部下は手ぶらで戻って来たのです


部下は、ライターを持って屋上で燃やしたのです


かつての勤務先にいた女性がその現場にいたのです





言葉って難しい













今日は休日なのでこの田園風景が見えるガストへ出かけた


いつも通りのスクランブルエッグセット