今日は懺悔をせねばならない。

最近、調子に乗って株主優待を使っていたら、なんとシネ・リーブル神戸が夜の部の映画プログラムをやめてしまったし、朝の開館時間も遅くなっている。これもひとえに資本主義の豚野郎である自分の、不徳のいたすところである。
深く反省したい…などという自意識過剰は置いておいて。

まあとにかく、おそらく相当に経営がヤバい。少子高齢化がすすんで、給料は上がらず、暴政による税金に社会保険料に物価高ときたものだから、庶民はたまらない。たとえシネ・リーブルに行くような人がちょっと裕福で意識が高くても、映画館の経営難は続くだろう。もちろん、今どきは家に映画のネット配信が来てるのと大画面テレビがあるのも、映画館の存続を困難にしている。

自分だって何も、かきいれ時の金土日祝にタダ券を使おうとは思わない(というか使えない)。自分の心地よい居場所である映画館がなくなるのは忍びない。だが、たまに人が入っていなさそうな曜日の夜の部に、枯れ木も山の賑わいと思って優待を使うこともあったが…、そんな行為すら認識が甘いのだ。

今後はタダ券を使わぬことにするし、割引も使わないことにする。小規模な映画館はけっこう高額のサポーターズクラブをやっていることもあるし、それをやってくれるのなら喜んで会員になるのだが、東京テアトルはそんな観客のお情けにすがるような真似はしないかもしれない。いさぎよく映画館をしめるんじゃないかな?

できることといえば、まずは客単価を増やすこと。あとは客を増やすことが大事だ。
映画館にろくに行ったことがない若い人、一杯いるんじゃないかな。
ブログやSNSで面白かった映画は拡散することぐらいは今後していきたい。
蟷螂の斧だなあ…と思うのだけれど、やらないよりマシだ。

あと、シネ・リーブルは意識の高いパトロンにすがってもいいと思う。
居心地のいい場所を求めているシニアも結構いると思うのだ。