日能研へ通塾するようになってから、もう2年が経とうとしている。
さかのぼること2年半前、三年生の夏休み前から塾巡りをした。我が家は都心部にあるため、ほとんどの大手塾がひしめき合う激戦区である。当然クラスメイトの塾もバラバラで、それぞれの家庭でそれぞれの思惑、いや考えがあり塾を決めている。
塾決定にあたり有名な四つの大手塾を一気に回る事にした。幸いどの塾も自転車ですぐの場所にある。
1.サピックス
サピックスは入り口に入って受付のお姉さんがいるスタイルで、教室はおろか、講師陣の様子はまるで分からない。受付は完全に独立していた。話を聞くと自習室、休憩室などはなく、授業体験や見学も不可とのこと。さすが天下のサピックス、入塾希望の者にしか扉は開かれていない。こちらが食い下がっていろいろ質問しない限り向こうからのアプローチは一切ない。パンフレットだけもらって受付を後にする。
2.早稲田アカデミー
早稲アカの受付はサピックスのそれとは正反対だった。受付と書いてある階につくやいなや、すぐそれを察知した早稲アカ講師が椅子に座るように促す。そしてサピックスでは全く聞かれもしなかった住所や名前を受付票に書くように言われた。習い事の有無や1週間の生活サイクルまで記入欄があった。記入が終わるか終わらないかのうちに、がっつりとした営業トークが始まった。受付のすぐ後ろには間仕切りもなく講師室があり、中年クラスの男性講師の先生方が机に向かい仕事をしていた。私の担当の塾長をしているというその講師は、鼻息荒く熱い、いや暑く、るしいほど熱心に早稲アカに入るよう勧めてきた。話によると宿題命、復習命、宿題の量1番だそうで、宿題を忘れると居残りをさせてでもやらせます!とかなりの昭和体育会系だった。目指すところは打倒サピックス!と明言していた。あまりの熱量に若干引き気味になりながら、パンフレットをもらい塾を脱出した。テキストは四谷大塚のものを使いプラスオリジナルプリントで体験授業や見学も可能との事。
3.四谷大塚
四谷大塚の受付は広々としていて事務員の方、講師、受付の女性がいた。席に通され受付票に記入。まずは四谷のシステムについて説明があり、その後質疑応答というこちらが普通期待するはずのお出迎えの仕方をしてくれた。私は四谷の有名なテキストである予習シリーズを見せてもらった。予習シリーズというタイトルではあるが、実際には復習がメインとの事。テキストはさすがのクオリティだと感じた。自習室あり、軽食を食べるのも可、休憩スペースもあった。
そして授業見学や体験も何度でも可能という事だった。
4.日能研
入ってすぐに受付があった。受付は係の者ではなく受付奥にいる講師の方が対応してくれた。その日は塾長が席に案内し、もう1人別の講師と一緒に日能研のパンフレットとともに説明があった。自信に満ち溢れて日能研愛にも満ち溢れた塾長は塾の特徴である思考力を伸ばすという事を1番に考えている塾で復習主義だそう。予習は一切なく繰り返し学習で学力を伸ばすそう。早稲アカタイプの熱さとはまた別のクールな熱さを感じた。自習室あり、個別指導のユリウスが1クラス分のスペースであった。どの授業も見学可能、体験可能だそう。6年生の塾弁はオーガニックの弁当業者に発注可能という便利さもアピール材料らしい。しつこい勧誘もなく四谷同様好印象の受付対応。
5.栄光ゼミナールや希、グノーブルなど他の塾、、、。これは行くのはやめておいた。あまり選択肢がありすぎても選べないので、とりあえずこの中から検討する。