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東日本大震災【復興ボランティア】

昨年の3・11東日本大震災が発生。"災害廃棄物"岩手、宮城、福島3県で計約1811万トン。震災で生じた総量の約84%。
『東日本大震災』まだ終わりではない。風化してはいけないと痛感する日々・・・。

希望新聞:東日本大震災 歩む・宮城だより 同じ境遇分かち合い力に
毎日新聞 2012年11月16日 東京朝刊

 東日本大震災で子供を亡くした母親らが毎月集まって思いを分かち合う宮城県の「つむぎの会」(022・717・5066)。現在は仙台・気仙沼・石巻・岩沼の各市で毎月、それぞれ約10~20人の遺族が参加する。同会を始めた田中幸子(さちこ)代表(63)=仙台市青葉区=は、06年に作った自死遺族自助グループ「藍(あい)の会」での経験を生かそうとしている。

 05年、警察官だった長男(当時34歳)が、過労などで自宅療養を続けていた時、自ら命を絶った。「なぜ死んだのか。私が悪かったのか」。幾つものカウンセリングを受け、精神科にも通い、50人以上の占師を訪ねた。何をしても前を向けず、「同じ思いをした遺族に会いたい」と、藍の会を設立した。

 震災直後の昨年5月、津波で警察官の息子を亡くした母親から電話が入った。「周りの人は息子をほめるが、私は生きていてほしかった。泣きたくても泣けない」。震災遺族の自助グループの必要性を感じ昨年6月、つむぎの会を発足させた。

 同会を初めて訪れる遺族は、亡くした家族の性別や年齢を話す。その後、共通点が多い人ごとのグループに分かれて気持ちを話し合う。お茶会で世間話にも花を咲かせる。参加している女性は「同じ境遇の人が私を受け入れてくれる。自分を取り戻せる」と話す。同会の活動を受け、岩手県陸前高田市でも同様の集いが開かれ、来年は同県宮古市でも始まる。

自助グループにしかできない役割がある。田中さんは「回復できない悲しみは病気ではなく故人を愛していたからで、肯定してほしい。そして、遺族には堂々と悲しみ、堂々と笑ってほしい」と思っている

http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20121116ddm012040009000c2.html