2024年6月23日

今日は新潟県は雨の予報が出ています。

十日町駅までは電車の中だったので影響を受けませんでしたが、これから放光山来迎寺に行くには荷物が邪魔で、しかも雨が本降りになってきて歩いていくのが大変です。

徒歩10分程ですがタクシーを利用しました。

山門

寺号標

 

山門をくぐって

 

本堂

 

御朱印は書置きのみということでした。

 

時宗のお寺の御朱印は珍しいです。

 

鐘楼堂

かなりの大雨です。

 

しょ護国観世音

 

本堂の横に会津八一の書碑がありました。

 

<仏身清浄常寂滅>とあります。

会津八一は美術史家で歌人・書家として知られています。

これは書家としての作品です。

会津八一の故郷は新潟市内ですが、一生の大半を東京で暮らし、新潟の歌を詠むことは少なかったようです。

奈良のお寺の歌が多いです。

会津八一の歌は好きで、唐招提寺で歌碑を見て一層好きになりました。

唐招提寺金堂

歌碑

 

金堂の柱はエンタシス風で有名です。

 

薬師寺にも歌碑がありました。

 

 

三重塔の水煙ですね。

 

法輪寺のもあります。

 

くぁんおんの しろきひたひに ようらくの

      かげうごかして かぜわたるみゆ

 

講堂の本尊が高さ360cmの十一面観音です。

講堂

 

海龍王寺にも歌碑があるのですが、撮影していませんでした。

西金堂を見て詠んでいます。

西金堂

 

しぐれのあめ いたくなふりそ こんだうの

        はしらのまそほ かべにながれむ

 

秋篠寺にも行ってるのですが、その時歌碑を撮り忘れています。

国宝の本堂

 

会津八一の歌は

 

あきしのの みてらをいでて かへりみる

     いこまがたけに ひはおちむとす

 

新薬師寺にも歌碑があったのですが、整理が悪くて映像が探せませんでした。

新薬師寺の金堂で読んでいます。

 

たびびとに ひらくみだうの しとみより 

       めきらがたちに あさひさしたり

 

「めきら」は薬師如来を守護する十二神将の一つです。

 

歌碑のある寺だけ紹介しましたが、東大寺、興福寺、浄瑠璃寺、法華寺、西大寺など多くの寺で詠んでいますが、歌碑はありません。