2013年6月8日
宮崎駅前通りには楠の街路樹が植えてあります。
このクスノキにランを着生していました。
きれいな花なのでよく目立ちました。
今日は宮崎駅から特急にちりんで臼杵駅まで乗車しました。
臼杵駅標
乗車してきた特急にちりん
臼杵駅駅舎
臼杵は摩崖仏が有名なので、摩崖仏のレプリカがありました。
これから徒歩10分程に場所にある、臼杵城跡を見に行きます。
臼杵城跡は臼杵公園として整備されています。
途中で黄色のスカシユリが沢山咲いていました。
そうこうするうちに卯寅口門脇櫓が見えて来ました。
臼杵城跡へは大手口からと、搦手口から入れます。
今回は搦手口から入城します。
臼杵公園の略図
東西に長く伸びた縄張りになっています。
東部分が本丸で、西側が二の丸になっています。
入城していくと卯寅口門脇櫓がよく見えます。
井戸もありました。
海が近いのに真水がわいてきて、現在も涸れていません。
天守櫓跡
三層四重の天守櫓がありました。
最初に天守が建てられたのは豊臣秀吉支配下の福原直高が臼杵城主だった文禄3~慶長2年(1594~1597)の頃の可能性が高いようです。
天守台石垣
臼杵城は豊後の大友宗麟が弘治2年(1556)築城しました。
天正14年(1586)に島津軍に囲まれるが、臼杵城の堅城ぶりで持ちこたえました。
豊臣秀吉の九州平定後は文禄2年(1593)に大友氏が改易され、福原・太田・稲葉氏が城主となり、稲葉氏は15代続き、西南戦争で落城しています。
本丸と二の丸の間には空堀があります。
二の丸跡は多目的広場として整備されています。
二の丸から城下が望めます。
二の丸には先人の功績碑群が散在していました。
またフランキー砲や
護国神社もありました。
サフランモドキが咲いていました。
時の鐘
会所櫓跡
二の丸の石垣
二の丸の大門櫓
大門櫓を出た辺りが帯曲輪になっています。
そして畳櫓
帯曲輪より二の丸石垣を望む
畳櫓
大手口へ
守門櫓跡
城跡碑
大手口から退城です。
堀跡
大門櫓、畳櫓を望む
次回はこの後臼杵城下の寺巡りします。