2020年11月27日
伊達政宗は天正19年(1591)に本拠を米沢から岩手沢城に移し、岩手沢を岩出山と改め、岩出山城に12年間居城しました。
(岩出山城跡については次回ブログで紹介します。)
関ヶ原の戦い後、家康から新たな領地を与えられた伊達政宗は仙台に城を築き、慶長8年(1603)に四男宗泰を岩出山城主にします。
岩出山伊達家二代宗敏は現存する有備館の「御改所(主屋)」を隠居所として建て、「庭園」は四代村泰によって整備されました。
そして十代邦直は嘉永3年(1850年)頃郷学(学問所)として有備館を開設しました。
昭和8年に旧有備館および庭園は国の史跡及び名勝に指定されています。
有備館正門
案内板
入り口はJR陸羽東線の有備館駅の正面にあります。
受付
付属屋
内部
御改所(主屋)の配置図
付属屋より主屋を観る
主屋の「中の間」と「お上の間」
床の間と掛け軸
違い棚
庭の景気を窓が切り取っています。
縁側から見た庭園
郷学で使用されていた教科書類
その中の「女大学教箱」
庭園入り口
主屋の外観
主屋側からの景色
庭園内の明神社
明神社側から見た主屋と庭
その他の庭園の様子
時間が無かったので15分位で観て廻りました。