2020年10月29日
佐倉草ぶえの丘ではバラの花の他に宿根性の草木も植えられていて、四季を通じて色々な花が楽しめます。
10月下旬ではこんな花が見られます。
ケイトウ
ミズヒキソウ
タイム
百合の実
ヤツデ
ツバキ
ガウラ
フジバカマ
ローズマリー
チカラシバ
ヨメナ
キバナコスモス
その他名前の分からない花
飼い主の元から逃げ出して、千葉県佐倉市の鉄道の線路沿いあるコンクリートの斜面に2か月半に渡って住み着き「崖の上のヤギ」として話題になった小ヤギが、今年8月11日に捕獲保護されました。
ヤギは崖の上にいた姿からスタジオジブリのアニメーション映画に因んで「ポニョ」呼ばれましたが、捕獲された後は体調管理のため睦沢町の牧場で保護されていました。
しかし見学したいという客が訪れるなどの関心が高かったため、飼い主から無償で佐倉市に譲渡したいという申し出があり、佐倉草ぶえの丘で引き取り一般公開されることとなりました。
佐倉草ぶえの丘にいる「崖の上のヤギ、ポニョ」の実物です。
コンクリートの崖の上にいた時のポニョヤギ
元居たコンクリートの斜面の崖が、佐倉草ぶえの丘の展望台から臨むことができます。
展望台へは
ここから撮影されたコンクリートの斜面の崖
展望台にあった説明板
小動物園には他のヤギもいます。
黒ヤギ
白ヤギ
佐倉草ぶえの丘には線路長が全長1.1㎞のミニ鉄道があります。
鉄道線路
ミニ鉄道乗り場
ホーム
一応駅標もあります。
車庫も転車台もあります。
車庫内
実際の運転はこんな感じです。
踏切もあります。
展示理由が分かりませんが、都営地下鉄三田線の電車が別の場所に展示されていました。
事務室がある研修センターには蝶の標本がたくさんありました。
特筆すべきはルーミスシジミです。
この蝶は千葉県鹿野山でアメリカ人牧師によって日本で初めて発見されました。
ルーミスの名は本種を発見したアメリカ人牧師の姓に因みます。
昭和7年以降天然記念物に指定されていた奈良春日山は名実ともにルーミスシジミの多産地として知られていましたが、環境の悪化で昭和40年代には絶滅してしまいました。
千葉県には現在でも少ないながら生息が確認されていますが、環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
植樹はイチイガシですが、飼育の際にアラガシやアカガシを与えても食べるようです。
標本は
カラフトキマダラッセリ、クモマツキチョウ、セフィルス類が揃っている点では、良い標本だと思いました。