2018年6月6日
北海道3日目、午前4時でも外は明るいので起きてしまいました。
窓から網走湖が見えます。
近そうなので湖まで行ってみることにしました。
フキとゼンマイが至る所で茂っています。
 
 
 
 
本当に北海道はフキとゼンマイが多いです。
フキもゼンマイも料理すると美味しいのですが、これだけ多いと山菜取りも飽きが来て見向きもしなくなるのかもしれません。
ミツバもありました。
 
 
道の脇には色々な花が咲いていました。
クサノオウ
 
 
ギンラン
 
 
オドリコソウ
 
 
ハマナス
 
 
ヤナギの綿毛
 
 
その他
 
 
 
 
石北本線が通っていて、踏切を渡るとすぐに網走湖があります。
 
 
網走湖
 
 
 
 
 
これはホテルの窓から撮ったものです。
 
網走湖の南側から網走川が流れ込み、再び網走川として北東部からオホーツク海に流出します。
網走川
 
 
ホテルに戻り持ち物の整理や朝食の後、8:00に出発です。
 
ルピナスです。
 
北海道ではルピナスが雑草のように生えていて、至る所で目にします。
ルピナスは繁殖力が大きいのか、花壇の外にこぼれた種子が広がって、色々な場所で見れるようになったとか。
 
最初に能取岬に行きました。
 
 
 
 
牧場になっていて先端部分に白と黒の縞模様の六角形の能取岬灯台があります。
この灯台の写真を撮るのが、このツアーに参加した理由の1つです。
4方向から撮りました。
 
 
 
 
 
 
 
 
岬の先端部です。
 
 
先端部から崖が続いています。
 
 
 
 
少し離れた場所に塔のようなものが立っているので、行ってみると「オホーツクの塔」であることが分かりました。
 
 
ここから北海道遺産の小清水原生花園へと向かいます。
国道244号線沿いに永専寺山門がありました。
 
 
この山門は旧網走監獄正門であったものを、この寺の住職であった寺永法専が網走監獄で教誨師を務めていた関係で、1924年に払い下げてもらったものです。
 
少し進んでいくと、鱒浦港北防波堤灯台が撮影できました。
 
 
アイヌの像でしょうか。こんなものも建っていました。
 
 
国道244号線を走っていくと、海側に釧網本線も続いています。
無人駅の藻琴駅、北浜駅前を通過していきます。
藻琴駅
 
藻琴駅は映画「網走番外地」で原野の中に建つ網走駅として撮影されました。
無人駅ですが駅事務室は現在「軽食&喫茶トロッコ」として使われているそうです。
 
北浜駅
 
北浜駅も「網走番外地」の網走駅として因人を駅から護送するシーンのロケ地として使われたとか。
藻琴駅、北浜駅、いずれが映画の網走駅だったのでしょうか。
また北浜駅は中国映画「狙った恋の落とし方」の撮影ロケ地であったため、最近中国人の観光客が聖地巡礼でやって来ることが多くなったとガイドさんが言っていました。
この駅でも喫茶店「停車場」が営業されていて、鉄道ファンも訪れるとか。
 
釧網本線
 
 
 
 
途中休憩を兼ねて浜っ子市場に寄りました。
 
 
建物の後側が、トーフツ湖です。
 
 
 
遠く斜里岳も大きく見えます。
 
海側のブッシュの中にお地蔵様でしょうか。寂しげに立っていました。
 
 
浜っ子市場から20分位で北海道遺産の小清水原生花園に着きました
 
 
土産品店ではエゾシカの毛皮が販売されていました。
 
黒い方が冬毛で明るい茶色が夏毛です。
値段は一枚19800円でした。
安いかどうかも判断できません。
 
ここには釧網本線の原生花園駅があります。
 
 
駅標
 
 
時刻表
 
この駅には5月1日から10月31日までの間しか電車が停まりません。
 
原生花園展望台
 
 
遠く知床連山もわずかに見えます。
 
 
海岸は日本最北の鳴り砂浜です。
 
 
歩いてみても砂が鳴っているのかどうか良く分かりませんでした。
 
この時期原生花園ではクロユリやエゾヒメリンゴの花が咲いていました。
 
 
 
 
前半に時期が早く、咲いている種類は少なかったです。
エゾスカシユリとエゾカンゾウは辛うじて、1輪づつ撮影できました
 
エゾスカシユリ
 
 
エゾカンゾウ
 
 
この後斜里町を経由して知床五湖へと向かいます。