脳は様々な物質によって左右されている。

日中突然カクッと落ちるように眠ってしまう病気「ナルコレプシー」という病気が脳内伝達物質の欠如によって起ることが解明された。

脳は心の臓器。

様々な物質的が関与して働いてるのです。

恋愛物質「オキシトシン」について以前書きましたが、睡眠障害に関係する物質があることは驚きです。

以下「オレキシン」発見の詳細なです。

●神経伝達物質「オレキシン」の発見と「ブレイクスルー賞」

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の機構長、柳沢正史教授が「ブレイクスルー賞」を共同受賞した。

柳沢教授は、「オレキシン」という神経伝達物質を発見しました。

日中に強い眠気に繰り返し襲われる「ナルコレプシー」（居ねむり病とも）という睡眠障害が「オレキシン」の欠如によることを解明。

この研究成果によって、不眠症の治療薬開発に繋がった。

大手ＩＴ企業、グーグルやフェイスブックなどの創業者が設立した財団によって、

すぐれた科学者に贈られる「ブレイクスルー賞」。

この「ブレイクスルー賞」に、「オレキシン」という神経伝達物質を発見した波大学の柳沢正史教授が選ばれた。

「オレキシン」の発券によって、睡眠を制御する仕組みの解明によって治療薬の開発に繋がるなど、大きな業績をあげた。

柳沢教授には、共同受賞者とともに、賞金３００万ドル、日本円にしておよそ４億円が贈られることになった。

柳沢教授は、「日本の研究環境はまずい状況にあると思っているので、若い研究者が安心して研究できるよう、基金の設立などを検討したい」と話しているという。

※オレキシンは、1998年に発見された神経ペプチド。「食欲」を意味するギリシャ語「orexis」から名付けられた。オレキシンAとオレキシンBがあり、Gタンパク質共役受容体であるオレキシン1受容体およびオレキシン2受容体に作用する。ヒポクレチンとも呼ばれる。ウィキペディア

睡眠に関係するす神経伝達物質「オレキシを発見」ブレイクスルー賞で4億円が贈られた。