2月9日放送のTBS「夢の扉」の特集は 、「認知症予防法」でした。
会話と写真が脳を活性化させる~それも、認知症に関わる脳の部分を活性化させると言う報告だったのです。

私は「いい顔」撮影だけでなく、自分史作成サービスも手がけていますが、私が手がけている自分史とは、写真で構成する自分史です。
昔々の写真がどういう写真なのかという注釈をもとに、簡単な原稿を作っっていくのだ。写真で構成する自分史は文字がたくさんある自分史に比べて、誰でも作れるし、何度も見返すようになるし、周りの人が見ても楽しいものができあがります。

高齢になれば、本人しかわからない写真が増えてきます。
子や孫などの家族にとっては、今のうちに聞いておかないとわからなくなることが、きっといっぱいあるはずです。
だから、写真を集めて話を聞いて、それをもとにまとめた自分史を作って贈ろうという、「写真で綴る、贈る自分史」を提案しているのです。

BS「夢の扉」によれば、この作業自体が、認知症予防に効果的だというのですから、嬉しいことです。
昔の写真を見ながら、これは何の写真なのか、説明する。。。
その写真に関連した昔の思い出を語り出す。。。
こういうことが、認知症に関わる脳の動きを活性化させるということです。

この、写真とおしゃべりの効果を語っていたのは、千葉大学大学院 工学研究科 准教授/工学博士/大武美保子さん。

私が奨めたいと思っていたのは、人生を聞くことでした。
それも写真の中に詰まった人生を聞いていくこと。
家族も知らないこと、想像以上の深い愛情など、改めて感じられると日常の幸せを再認識できると思うからです。
私自身が提供するサービスの一つ「写真で綴る自分史」が、人の心を動かし、脳を活性化させるというのは大変うれしいと思います。