テレビの情報番組で、
鈴木杏樹さんのご主人が亡くなったことが報じられていました。
ご主人はガン治療の名医だったそうです。

杏樹さんとの仲睦まじいご様子を、
憧れの夫婦だと語る人は少なくなかったそうです。

ご主人はご自分の病いのために渡米して闘病されていたそうで、
杏樹さんが日本でテレビ番組のお仕事の場で危篤の連絡を受け、
そのまま亡くなられたということでした。

杏樹さんが危篤の電話連絡を受けた時に、
主治医の先生から

「ご本人が話すことはできないけど、
 聞こえると思うので、語りかけてください」

と言われたそうです。

そこで杏樹さんは、
ご主人への今までの感謝や、闘病のねぎらいを電話口で話したところ、
亡くなった連絡の時に、
杏樹さんの声を聞いたご主人に笑顔が戻ったようだった、と
主治医の先生から報告を受けたそうです。

そういう主治医の先生の配慮に感謝してると、
杏樹さんは会見で気丈に語っていました。

多くの人が憧れる、仲睦まじいご夫婦。
愛する人に旅立たれた杏樹さんの悲しみは、
想像を超えるほど深い深いものでしょう。

そういう中で、主治医の先生のご配慮、
そして最後に愛する人に声をかけることができ、
それを聞いたご主人が笑みを浮かべた
・・・・このことは、きっと杏樹さんの心の
大きな支えになっているのではないでしょうか。

フジテレビの笠井さんも、フジテレビ「とくダネ!」で、
似たようなことをおっしゃっていました。

気持ちを伝えられた、相手の気持ちも感じられた、ということは、
寂しくて悲しいことではあるけれど、僅かでも癒しになるのではないかと思います。

遺影がいつものいい顔だと、
自分とその人との気持ちのやり取りを思い出すことができる。
そうすると、寂しいし悲しいことではあるけれど、僅かでも癒しが得られる。

・・・杏樹さんが主治医の先生に感謝したご配慮に対する気持ちは、
私が目指している遺影に、通じるところがあるように思いました。





$遺影について思うこと ~自分らしく生きるために~
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