遺影について思うこと~自分らしく生きるために~にようこそ。

1月15日、映画監督の大島渚さんが、17年間の闘病生活を経て、
肺炎 のため亡くなりました。享年80歳。

葬儀・告別式は、1月22日、東京・築地本願寺で営まれ、
約700人が参列したそうです。
喪主は、妻の女優、小山明子(77)さん。
直前まで舞台に出演中でした。

祭壇は、5000本の白菊と300本の胡蝶蘭。
大島監督の「儀式」(1971年)をイメージしたものだといいます。
遺影は、病気前の90年に自宅で撮影したものだそうで、
この和服姿ははたしてどのようなシチュエーションで撮影されたもの
だったのでしょう。

$遺影について思うこと ~自分らしく生きるために~-大島渚さん
msn産経ニュース

映画監督、篠田正浩さん(81)が
「遺影を前にするとあなたの作品が次々に浮かぶ。
あなたの戦いの全てが題名から見えてくる」と、
弔辞で声を震わせたそうです。

病気から介護生活に入り、その期間は17年。
意のままに動かない自らの身体に対する悔しさや無念な思い、
痛みや苦痛もあったでしょうから、
ご本人も奥様も、そのご苦労は計り知れません。

ご冥福をお祈りします。