12月27日、築地本願寺にて、中村勘三郎さんの本葬が営まれました。
芸能関係者や一般の弔問客など12,000人!

勘三郎さんの遺骨の乗せた車がご自宅を出発し、築地本願寺に向かうまでには、隅田公園(東京都台東区)、新橋演舞場、歌舞伎座など勘三郎さん所縁の場所に立ち寄られたそうです。
隅田公園には700人以上、歌舞伎座には200人が集まったという
のですから、いかに多くの方々から愛されていたか・・・・

最近見た葬儀屋さんのテレビCMでも、ご遺体を乗せた車が、故人の所縁の地を巡る、というシーンがあったのを思い出し、所縁の地を回ることがこれからの流れの一つになるかもしれないと思いました。

さて、注目の本葬での遺影は、7日の密葬の時とは別のものでした。

$遺影について思うこと ~自分らしく生きるために~-勘三郎さん本葬遺影

毎日.jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/graph/2012/12/27/20121227dyo00m200002000c/001.html

勘三郎さんの訃報については、12月12日のブログでも書きましたが、11日にご自宅での密葬の時の遺影は、2009年、勘九郎さんの結婚式で、写真家・篠山紀信さんが撮影したもの。

そして、今回の本葬での遺影は、2005年1月29日に『十八代目中村勘三郎を祝う会』で撮影されたものだそうで、こちらも撮影は篠山紀信さん。
手を合わせたお姿は、まるでお坊さんや仏さまのようにも感じられます、

葬儀では、歌舞伎座で上演された初舞台「昔噺桃太郎」(1959年)から今年5月に平成中村座で上演された「め組の喧嘩(けんか)」までの様子とプライベート映像を交えた約15分の特別映像が流されたことに加え、勘三郎さんが出演した演目の篠山紀信さんが撮影した写真8枚も、会場に飾られていたそうです。

その勘三郎さんの写真展が、7日から始まりました。

勘三郎さんと親交があった写真家の林義勝さん(62)が撮影した作品の写真展です。

会場は、千代田区一番町のJCIIフォトサロン。
2月3日まで。


企画した同サロンによると、
「勘三郎さんも生前、開催を楽しみにされていた写真展。未発表の作品もあるのでぜひ、足を運んでほしい」ということです。
詳しくはこちら


お伺いしようと思います。

ご冥福をお祈りします。