10月30日、藤本義一さんが亡くなりました。
79歳でした。

藤本義一さんは直木賞作家ですが、それよりは「11PM」の方が有名のようです。
私は子どもで「11PM」を見ていなかったので、正直なところ、大阪弁を話す評論家というイメージくらいであまり馴染みがありません。
それでも、お名前はよく知っているし、知的な匂い、ダンディな匂いは十分すぎるくらい感じていました。

祭壇に飾られた遺影は、サングラスをかけ遠くを見つめる横顔。
藤本義一さんは、奥さまの統紀子さんと相談の上、生前からこれを遺影にすると決めていたそうです。

遺影について思うこと ~自分らしく生きるために~-藤本義一遺影

遺影に横顔、
遺影にサングラス、
一般的な遺影から見ると、少し珍しいですね。

遺影といっぱいの花が飾られた祭壇には、
藤本義一さんの直木賞受賞作「鬼の詩」(単行本)、
シーバスリーガル18年のウイスキーボトル、
缶入りの「ピース」のたばこ、
愛用の皮のコート、
なども置かれたそうです。

最近は、遺影とともに愛用品を並べる祭壇が増えてきました。

藤本義一さんの場合は、遺影と言い、愛用品と言い、
ダンディそのもの。
多才で、お人柄的にも多くの人に愛されて・・・


往年のダンディーぶりをしのばせる写真が掲げられた、とネット上のニュースでも書かれていました。



大人の男のダンディズムだなあ。。。。