「遺影について思うこと~自分らしく生きるために~」にようこそ。

10月13日に、俳優山田吾一さんが心不全で亡くなりました。
享年79歳。
18日、横浜市の双葉斎場でお通夜があったそうです。
温かみが溢れた、いい俳優さんでしたね。

山田さんは2004年に胸部大動脈瘤(りゅう)で倒れて手術をしたそうで、その影響で喉が圧迫され、声を出すことができなくなったそうで、その後、約1年半のリハビリを経て仕事に復帰したとのことで、最近はお元気だったそうです。
私は全然知りませんでした。
どんな人にとっても声が出せなくなることは大変ことですが、俳優さんにとっては、一般の人以上に大変だったことでしょう。
その山田さん、13日にご自宅で倒れていたとことろを、ご長女さんが発見し、すぐ対応されたそうですが帰らぬ人になったということでした。

注目は、それを報じたgooのニュース
http://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/entertainment/tv/p-et-tp0-121019-0008.html

山田吾一さん通夜に孫が撮った遺影」というタイトルでした。
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祭壇に飾られた遺影は、今年の8月に長女で喪主の亜樹さん(51)と孫2人とで北海道久遠郡せたな町へ旅行した時に、孫に撮ってもらったもので、遺族が選んだという。戒名は「放光院禅月悟道居士(ほうこういんぜんげつごどうこじ)」。ひつぎには、遺影でもかぶっていた愛用の帽子と、亜樹さんが編んだマフラー、思い出の写真を入れるという。
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(gooニュースより抜粋)

愛するご家族との旅行の時の写真、
愛するお孫さんが撮った写真、
俳優さんでいらっしゃるから一般の人と違って、いくらでもいい写真をお持ちであるはずですが、それをご遺族が選ばれたのですね。

ニュースに掲載された祭壇写真では、山田さんのお顔や表情を確認することはできませんが、きっといいお顔をされていたに違いありません。
ご遺族は今後、その写真を日々見ることになるでしょうし、そのたびに旅行のことを思い出すことでしょう。

著名人の訃報のニュースで、遺影がタイトルになることは珍しいと思います。
少しづつ、遺影が注目されるようになってきたのかもしれません。

$遺影について思うこと ~自分らしく生きるために~-山田吾一さん
※こちらの写真はタレント名鑑の山田吾一さん