商務省の発表では、2007年第4四半期の実質国内総生産伸び率は年率0.6%にとどまり、前期の4.9%増を大きく下回りました。

 市場の予想は1.2%増でしたが、これも下回りました。

 第1四半期の0.6%増以来の低成長です。

 住宅市場が落ち込み、この影響で消費も減速し、景気後退懸念が一段と高まっているようです。

 一方で、個人消費支出物価指数は年率3.9%上昇しました。

 エネルギーと食料品を除くコア物価指数は、2.7%上昇でした。

 インフレ圧力が高まっています。

 労働省が発表した1月の雇用統計は、景気動向の指標である非農業部門就業者数は前月比1万7000人の減少に転じました。

 就業者数の減少は2003年8月以来、4年5カ月ぶり。市場予想は7万人増でした。

 2008年は、アメリカ経済の成長は実際の潜在能力を下回る可能性があるものの、景気が後退することはない、という見方もありますが、サブプライムローンの傷はやはりかなり大きいのかもしれません。