そういえば随分前にうみねこEP5クリアしたんだけど、うみねこはヒグラシと違って明確な解決編っていうのはないっぽい。
まぁ、感想は、うみねこはどうもノックスの十戒とかダインの二十則っていうのはあんまり意識してないっていうか、これを無視するから推理が不能のミステリーが出来上がっていたような感じがしてたんだけどね、俺の中で。
でも、今回、ノックスの十戒の権化のようなキャラクターが出てきてね、戦人の推理は十戒に反するからダメーwwwwwってズバズバと切り伏せ始めたわけよ。
…っつーことは、これまでのもしっかりと推理可能だったっていうことなのかな?
とも思ってたんだけど、明確な解答編が用意されていないってことは明確ではない解答がいくらでも登場できるわけなんだよね。それを今回ネタに挙げたような内容だったかな。
例えばもうアニメも放送終了したEP1で考えると、
最初の6人を殺した人物って案外誰とでも想像できるわけじゃない?
だから、明確な答えを用意しないと真実が平行して何個も存在できる状態になってしまうわけ。それって、一応推理小説という枠組みにあるらしい「うみねこのなく頃に」っていう作品では致命的ではないのかと。
確かに、うみねこのスタンスは魔女の犯行を否定することであって、犯行方法とかは証明しなくてもいいルールなんだけれども、しっかりとした真実を決めておかないと、というか、真実をしっかりと公表しないと作品としては未完成な状態なんじゃないんだろうか。
まぁ、これからEP6,7,8とあるわけだからしっかりと解答を示してほしいとは思ったね。
んで、戦人がノックスの十戒をしらなかったって云うのはなんとなく変に感じたような気がする。
それも、戦人は年間100冊以上の本を読むということが今回で判明したからなんだけれど、もちろんミステリーも何冊か読んでいるはずだし、ミステリーを読んでいる人からすると推理するのに、ノックスの十戒っていうのは基本的な武器であるんだから、これをしっかり理解した下で推理を展開するモンなんじゃないの?
ちなみにノックスの十戒ってのは、
- 犯人は物語の当初に登場していなければならない
- 探偵方法に超自然能力を用いてはならない
- 犯行現場に秘密の抜け穴・通路があってはならない
- 未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない
- 中国人を登場させてはならない(当時、黄禍論を背景として、中国人が悪事を行なう低俗なスリラーが横行していたためとされる、また中国人は全て超能力者と誤解されていたため)
- 探偵は、偶然や第六感によって事件を解決してはならない
- 変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯人であってはならない
- 探偵は読者に提示していない手がかりによって解決してはならない
- “ワトスン役”は自分の判断を全て読者に知らせねばならない
- 双子・一人二役は予め読者に知らされなければならない
っていうやつね。
これを知らずにEP4まで間違った推理を連発する戦人はどう考えても探偵、っていうガラじゃねーと思うんだよなァ。
どっちかというとワトソン役だよね。自分の推理をしっかりと発表してるし。
まぁ、それとなく思ったこと書いただけ。
そういや、アニメも見てるけど原作やらないと???って感じだよね、正直。
それじゃ、
バイバーイ
そうそう、
今日の晩飯ハンバーグだった。いいだろwwwwwwwwwグヘヘヘwwwwwwwwwwwww