娘は現在5年生もあと少し。

塾では、2月から6年生のカリキュラムが始まり、すでに1か月を過ぎました。

 

5年生までは平日週3回+土曜日のテストが月2-3回だったのが

6年生になると、平日週3回+土曜日午後、日曜日午前のテストで週5回は塾に行ってる。

 

かつて、子供が塾に入る前は、週5回も塾なんて多いなー! と思っていたけど

平日は学校終わってから友達と待ち合わせて行ったり、週末は午前か午後のみなので

意外と緩やかで、家でテレビやYouTube見たりすることも。

ずっと家にいるよりもずいぶんメリハリのある生活をしています。

 

塾での新しいクラス、新しい先生にも慣れて、いよいよ受験生だなあと実感しているものの、

塾のない日はのんびりと寛いでいるので、いいのかな、、と若干の心配も。

 

・中学受験の意味ってなんだろう

 

中学受験をすると、していないママ友や、まだ子供が小さくてよく知らない友人から

「なんでーー!うちは受験しなくていいわー。」 とか

「お受験するなんて大変じゃない?小学生のうちから毎日塾でしょ」 とか

「お金もかかるし、公立で十分だわ」 とか、言われます。

 

何で受験するの?という質問にたいして、始めは色々理由を説明していました。

「見学したら校舎がきれいで、子供も行きたいって言ってるし」

「あまり公立中の雰囲気が好きじゃないみたいで」

「公立は部活も少ないし」

などなど。

公立に行く方に説明することになるので、あまり地元の中学を悪くもいいづらいし、

そもそも特に荒れているわけでも、悪いわけでもなく、優秀な先輩も多く公立中→公立高に進んでいるので

色んな理由は後付けだったりします 💦

おそらく、聞く方もなんとなく質問しているだけかな、と思うので、当たり障りなく返事しています。

 

ただ、自分も数年前は、中学受験経験なし、地方出身、公立出身だったので、

子供が小さいときは、公立で充分、何でわざわざ電車に乗ってまで遠くの中学まで行くんだろう。

小学校のうちは、放課後にお友達と思いっきり遊べばいい!

と、思っていました。

 

子供が塾に行き始めてからも、中学受験した方がいいのか、中学受験とは何だろう?ってよく考えていたので

中学受験に興味のある方の参考になればと記載しておきます。

 

・通塾のきっかけ

 

小学校3年生も後半になるにつれ、少しずつ周りで塾に通い始めた、無料のテストを受けた、という話が出てきます。

学童保育に通う子たちも少なくなり、放課後は自分たちで遊ぶようにもなります。

 

そうすると、仕事から帰ってきて18時ごろ、子供に何をしていたか聞くと

〇〇ちゃんと遊んでいた、ゲームをしてた、お菓子食べてた、とかが毎日続く。

習い事もしていたけど、週1回だったり、それ以外は、放課後ずーっと遊んでます。

 

ゲームを3時間、おしゃべり3時間、とか、、まあいいけどねー。

と言いつつも、学校が昼過ぎに終わるときは、5時間くらいずっとゲームで遊んでいたこともあったりして

さすがに、放課後の過ごし方、まずいな、と思い始めました。

 

同時に、小学校3年生から社会理科などが始まり、漢字や算数などの基本的な強化でも学力に差がついてくる時期。

学校のテストはほどほどの良い点をとっていると、自分は結構勉強できるのでは?と思い自信がついてくる。

塾のテストだけでも受けてみたい、という話になり、うけてみたら、予想以上に優秀な出来。

 

さらに、塾は週2回だし(時々土曜日午前中だけテストのみ)、友達とも遊べる。

じゃあ、行ってみるか、ということになりました。

 

・通塾がはじまってからの学校選び

 

塾では、教科ごとに先生が違うので、授業自体が面白いらしい。

テストでは順位ができるので、モチベーションアップにもつながる。

他にも優秀な子がいたり、活発な発言があったりして、活気がある。

などが、刺激的で、嫌がらずに通っていました。

 

一方で宿題が多くてスケジュール立てるものの、終わらなかったり

なかなか成績が上がらなかったりして、投げ出して泣いたりする子供を叱りつけたことも。

通塾してから始めの半年は、具体的な学校選びもしていなかったので

このまま続けていていいのかな?とも思っていました。

 

4年生の後半になり、秋の文化祭シーズンにまずは2か所ほど学校見学にいきました。

中高一貫校って、文化祭や説明会などでは高校生が対応してくれることもあるから

すごくしっかりしていて大人。

さらに、楽しくて優しいお姉さん、お兄さんも多い。

 

4年生の秋に2か所、5年生にいなってからは5か所くらい見学。

校舎や教室、明るさ、広さ、清潔さ、トイレ、交通アクセスなどをリストにして

少しずつ学校選択を絞っていきました。(5年生までの時点では、学力偏差値による選定はせず、かなり広く見学)

 

・私立受験の決め手になったアドバイス

 

少しずつ受験の現実味を帯び始めながらも、具体的な学校も考えておらず

まだ公立でいいのでは、と迷っていた時期、受験に詳しい友人に相談してみました。

公立中から高校に行って、大学に行っても、あまり結果として進学先は変わらないのでは?と聞いてみると

 

「今の成績で、公立中に行くと、授業が物足りなく感じると思うよ。実際、小学校の授業はすでに簡単でしょ。

中学受験は子供にあった雰囲気、学力の学校、男女別学、スポーツや部活、音楽なども選べるし。

公立はすぐに高校受験が始まるから、中高一貫の方がマイペースで楽しめるのでは。

中学受験は大学進学だけが目的ではなくて、6年間過ごす場所だから、色々見学して慎重に決めたらいいよ」

 

とアドバイスをもらいました。

 

そこで、初めて自分の中学時代を思い出し、

中学の授業のこと、部活では1年目は球拾い中心で、やっと2年生になったと思ったら3年夏には卒部。

部活と塾の両立も結構大変で、あっという間に過ぎた中学生活。

 

自分の経験でしか考えられないけど、中高一貫で、かつ中学入学してから塾に通わなくても学校でカバーしてくれて

部活も色々選べて、好きな学校も選べる、というところがいいなと考えました。

 

まあ、そのころには子供はすっかり自分で中学を選択する、ということが当然だと考えていて

色んな学校を見ては、いいなーと思いを馳せていましたが。

 

親も子供も双方が納得して、受験勉強に向かっていく、という貴重な経験。

お金と時間を使って、専門の科目の先生から学び、塾での友人ができるというのはすごく贅沢だなと、思います。

そして、その大変さが取りざたされることも多いけど、

渦中にいる親や子供は、意外と楽しいものだったりします。

 

・結局、選んだ理由

 

今となって言えるのは、国立や私立中学のメリットは環境、勉強、方針、部活の数や授業の内容などの学校のスペック面以外に、子供自身がその学校と受験勉強に適応するか、なのかなと思います。

我が家の場合、

 

-意外と成績が良かった

-住んでる立地もいろんな学校への交通アクセスが良かった

-結果的に、中学校の選択肢が多い

-立地的にも学力的にも、雰囲気的にも費用を出して通いたい親子共々魅力的な学校が見つかった

 

という点が、結構大きいかなと思います。

 

↓以下のサイトには、お世話になり何度も読ませていただいていました。ご参考に。

https://naninaru.net/jukenlab/targets/student_detail_month_20150101_01

 

https://dandanto.exblog.jp/11332418/