子供4人目となると、周りから日本に貢献しているね!と声をかけていただく。
貢献のために産むわけではないけど、ありがたい。
子供の数にかかわらず、子供を持ち、働き続ける女性は
少子化に対しても、日本経済に対しても国の施策に結果的にこたえている。
結果的とはいえ、お国のために、と言われるのは少し違和感もあり。
仕事も子供も、と、この両方を女性に強いるように整えようとしている国の施策と
強い女性を求める価値観にも少し違和感。
昨今の課題となっている少子化も、晩婚も、働かない女性にも自分は
当てはまらないので論じる資格はないなと思いつつ、
毎回この手の記事で疑問に感じるのは、日本の政治やインフラ次第で変わるかな、ということ。
結婚も出産も仕事も、最終的には女性が選択する、かもしれないが
男性も親になるわけで、一緒の立場で当事者でもある。
働かない女性が専業主婦なら男性目線から個別に対処方法を検討すれば、と思うし
そもそも専業主婦を持つ男性は対策考えろ、と言われないのかしら(双方ともに、やる必要も感じてないだろうけど)
私が子供たくさんの母になりたかったのは結婚、出産、働くのがかっこいいということ。
桐島かれん、グロ元ノルウェー首相、好きなお笑い芸人、ユタ大学教授、youtube CEO、あとベッカム夫妻も。
男女関係なく憧れる、家族や人柄。おおらかさ、夫婦の仲の良さ。
子供は3人もよいし、4人もまた楽しいと思えるから。(2017年には5人になっているけど)
自由がなくなる、なんてない。育児は大変だけど楽しいこともたくさんある。1人では見えなくて知らなかった世界が見える。何より自分が成長できる。
パートナーを見つけて、夫婦揃って家族との充実した未来を描けるかどうか。
お互いの期待にこたえ、励ましあい助け合い許しあえるかどうか。
お金や保育園や制度はどうにかなる。
変わることを待つより、変わらざるをえないように自ら変えていくこと。
時間はかかるかもしれないけど、発信していけばきっと変わる。
国の施策課題の解決策を、女性のみに求めるのではなく、
男性にも、男性が当事者意識で変わる、結婚、出産、子育てを一緒に考えた上での対策を、お願いしたい。