きしのりこのほげほげ日記
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CDひかり 通販開始!とライナーノーツ的な

11月22日にリリースしました

「ひかり」

 

きしのりこのほげほげストアでも販売開始いたしました!!

 

 

 

4曲入り¥2,000

送料として別途¥300頂戴いたします。

 

収録曲は前にもお知らせしておりますが

 

1.あなたがいるから

2.ポケット

3.うた

4.やりなおし

 

です。

 

うたは多分2011年5月のワンマンで初めて歌ったんじゃないかなぁ…と思うのですが、しばらくライブで歌っていなくて、でも好きだっていうお声がちらほら聞こえてきていて、自分のピアノ押さえ語りでお届けしてみたら楽しくて

復活を遂げた感じの曲であります。

それ以外の3曲は比較的新しい曲です。(でも、やりなおしポケットは去年だと思っていたけれど、おととし…?!)

あたたかいCDになりました。

制作の流れを書いた前回の記事はこちら

 

 

 

ということでもう少し詳しく書いてみようかな

 

1曲目 あなたがいるから

これは今年の5月のワンマンで初めて歌いました。

昨年出産をいたしましたが、妊娠中も産んでから今現在に至る生活の中で、本当にたくさんの優しさをいただきながら生活しています。

家族や友人だけでなく、病院の先生もお店の方も、それだけじゃなくて電車やエレベーターの中で居合わせた方、街ですれ違う方…いろんな方に私は助けていただいています。

嫌なことだってあります。

心ない言葉もかけられることもあるかもしれない。

でも、絶対に、助けてもらわなかったお母さんっていないと思うんです。

お腹にいる子を、まだまだ小さくてわけがわからないまま外にいる子を、みんなが守ってくれようとしたんだと思うと、この世界中の人はみんな1人じゃ生きてこられないし、生きていけないし、私自身もそうであったし、そして、こうやって手を差し伸べてくれる方お一人お一人がみんなそうなのだと思ったら、とても愛おしくて。

今年の5月のワンマンライブのタイトルを「あなたがいるからにしました。

これについて本当のことを書き出すと多分来年になるので(笑)またひとまずおいておいて

私が生きてこられたのは、特定のあなた、だけではなく、本当に出会ったすれ違ったその時に優しさをくださったあなた、のおかげでもあるんだなと改めて感じたから、タイトルにして、絶対に曲を作ろうと思っていました。

するっとかける曲もありますが、何回か書き直して、結構時間をかけて作った曲です。

自分のピアノだけで歌っていた時に、最後はすごい壮大な感じのイメージも浮かんできて、そういえば転調させてみたりもして、でも、ピアノ一本だと壮大じゃないほうがいいかなーと思って、ワンマンの時も壮大パターンもあるんだけれど、私のピアノだと表現しきれないしと、穏やかバージョンでお届けして、そのあとも穏やかにお届けしてきました。

今回どなたにアレンジお願いしようかと思った時に、弦楽器の音があったら素敵だな…と思って、高嶋英輔さんにお願いしたところ、初めてのアレンジのお願いだったのですが、快く受けてくださいました。

最初は私が歌っていた感じでデモを作ってくださったのですが、ここからどうしようか、何かイメージはあるか聞いてくださったので、シンプルなイメージもあるのですが、ミュージカルの最後から2番目の歌みたいな(なにそれ・笑)歌い上げるようなイメージが元々浮かんできていて、で、あと世界的なねずみの感じもあって(ほんとになんなの)とお話ししたら、とんでもないアレンジをしてくださって(笑)天才!!となりました。

今回はチェロの演奏をチェリストの清川水鳥さんがしてくださいました。

私はお会いしたことがないのですが、英輔さんのライブにお邪魔した時に拝聴したことがあって、素敵な方だなぁと思っていたので、とても嬉しかったです。

弦楽器がいいなーと思っていたけれど、こんなに美しいオーケストラなアレンジにしていただけて幸せです。

レコーディングの時に、私めっちゃ一回歌い上げてみたんですが(ミュージカルの最後から2番目の曲風・笑)それはそれでとても楽しかったんですが、ちょっときしのりこじゃなくなったのでやめました(笑)

 

2曲目 ポケット

これは一昨年になるのかしら、と思ってメモを見たら歌詞を書いたのは2020年の12月くらいだったみたい

え、4年前💦

コロナ禍真っ只中ですね。

多分外に出たかったのかもしれない…

というほどに記憶がないのですが、多分ね、ラブソングが書きたかったんだと思うんだ。

そして、季節ものにしたかったんだと思うんだ。

いや、もしかしたら初めて歌った時にちゃんと理由を述べたかもしれないですが、もうそれは私の記憶からは抹消されました(笑)

でも、歌い始めたのは一昨年くらいだと思います。

寒いんだけれど、心は温かくなるようなそんな曲を書きたくて、久しぶりに一人称も「僕」にして書きました。

10文字みたいな感じにしたかったんですね。

で、これもまた面白くて、私がピアノで歌っていた時は、疾走感のある感じがいいなと思って、歌詞も「僕」だし、ちょっと強めに歌っておりました。

今回音源化するにあたって、アコースティックな感じで爽やかさを足したいと思って、はるるんに以前アレンジしてもらった「あなたに」とかのテイストが好きだったので、お願いしました。

はるるんもいくつかデモを送ってくださって、これだとバンドにしたくなるね、とかこれははるるんテイスト強め、とか、どれも素敵で迷ったのですが、今回のスリーフィンガー&ハープな感じが、私の好きなフォークテイストも強くて、爽やかさがプラスされていいなということになりました。

10文字もポケットも私が当初思って歌っていた形とは変わったのですが、私はとてもこのバージョンが好きです。

ギターの音色大好き人間としては、ハッピーアレンジです。

冬の爽やかさもありつつ、疾走感もありつつ、最高のご機嫌ソングが出来上がりました。

冬にたくさん聴いてほしい一曲。

いや、夏にも聴いてね。

 

3曲目 うた

これは先にも書いたけれど2011年のワンマンで初めて歌ったと記憶(改ざんありえる)しています。

でもね、ピアノ一本で歌うの難しくてワンマンとかじゃないとできなくて、いつしか歌わなくなった曲でした。

でも、結構リクエストいただいたりもして、これはピアノでもやってみようと何かの時にやってから、頑張ればいける…?とある意味勘違いも含みつつ(笑)復活したのでした。

その後、比較的歌うことが増えて、コロナがあって、ラララができなくなって

一緒に歌えるようになった時の感動といったら何にも変え難いような気がしました。

この歌詞が私は結構好きで、へんちくりんだなーと思って歌っています(笑)

ごちゃごちゃ考えてた時に、もうやだ!!うわぁぁぁぁって作ったんだろうな、と。

干支ひとまわり以上しちゃったので推測ですが😅

そんなこともあり、もっとみんなに知ってもらって一緒に歌いたかったので、この曲を今回のCDに入れない選択肢はありませんでした。

ワクワクなアレンジは@2さんだな!と思って、こちらもめちゃくちゃ大変な時だったのですが、お受けしてくださいました><

レコーディングした時に、1人でラララも全部やってみたものの、ちょっと寂しいなと思って、ジーコさんに相談したところ、アレンジしてくださった@2さん、MIXしてくださった一郎さん、そしてジーコさんがコーラスしてくださることになりました。

贅沢!!

@2さんもすごいアレンジ力の持ち主なので、最初は全然違う感じにもという話しも出たのですが、ずっとこれで歌ってきたほげっととの絆みたいなものを大事にしたいということで、基本形は変えずに、でも弦が入ってよりおしゃれなサウンドにしていただきました。

他の人の声が聴こえる!ってMIX届いた時に感動しました。

 

4曲目 やりなおし

この曲は2022年かなぁ、に作った曲です。

音源はないですか、と一番聞かれる曲だったので、収録したいと思っていました。

豪華サウンドにすることも考えたのですが、歌詞が強いこともあり、シンプルな編成で歌詞をより届けられたらいいなと思いました。

でも、ピアノだけじゃなくて、やはりこの曲もバイオリンがあったらいいなぁとずっと思っていたので、こちらも何かご一緒させていただけたら嬉しいなぁと思っていた、バイオリニストの水谷美月さんにお声がけして、素敵な旋律を作ってくださり録音してくださいました。

シンプル編成でありながらも、美月さんのバイオリンが入ることで、曲の深みがぐんと増しました。

人生やり直せたなら、という歌い出しのこの曲ですが、私はいっぱいこんな風に考えたことがあります。

でも何かの時に、もしやり直したら、今出会えている方の大半に出会えなくなるのではないか、と思いました。

やり直しても音楽の道は選んでいるとは思いますが、望むようになっていたか、もう音楽をやめているかもしれないし、そればかりはわかりませんが、1人残らず同じ方に出会えたかというと絶対に会えないわけで

そう思ったら、やり直すなんて考えなくていいんだ、と思うようになりました。

やり直すんじゃなくて進もう。

聞く人、聞く時のタイミングで、恋愛の曲にも聴こえるでしょうし、友達とか仕事への曲にも聴こえるでしょうし、家族への曲にも聴こえるでしょう、と思うのです。

何回かレコーディング中に泣きました。

出会えた人の顔が思い浮かんで、家族の顔が思い浮かんで。

使い物にならなかったのでやり直したのでした。

 

あーーーーーーーーーー

長くなっちゃった。

2週間くらいかかりました(笑)

全部読んでくださった方は、すごい。

ありがとうございます。

私、こんなに活字並んでいたら嫌になっちゃう(笑)

 

まずは聴いてほしい。

大切に届けていきたいと思います。

 

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