今日も、大垣競輪場(FⅡ[2日目])に行ってきました。

大垣11R[A級準決勝]は、
宮倉勇選手(千葉・58期)が1着!

最終ホームから2角にかけて、外にいた菅谷隆司選手(東京・96期)の押圧等審議になりましたが、
押圧されていたのは宮倉勇選手。

宮倉勇選手は、この押圧で気が付くとかなりのショートカット。
しかし、これは菅谷隆司選手の押圧による影響でのものなので、当然ながら何の問題も無し。

長く見ていると、この流れだと、押圧された選手が内外線間に戻ろうとして強引に押し上げてゴチャゴチャするか、
押圧でスッと下がるか。

しかし、宮倉勇選手は押圧を巧く利用したような感じ。
これがベテランのなせる業でしょうが、
流石、という感じです。

菅谷隆司選手は、結局失格とはならず。
宮倉勇選手は、見事でした。

宮倉勇選手は、長くS級に在籍していて、1989年の小倉競輪祭で優参するなど、
常に上位という印象でしたが、
来期は何とチャレンジ陥落。

恐らく、今のままだと来々期は1・2班戦に戻りそうですが、
失格があると、1・2班戦に戻れるか微妙になってしまいます。

内側追い抜き等の失格は、級別評価点に大きな影響があるので、
宮倉勇選手は、審議対象が誰なのか気になっていたのか、
ゴール後、ずっと旗掲示を気にしている感じでした。

宮倉勇選手は連勝で勝ち上がり、優参です。

以上、アナウンサー&ボイストレーナー 岸根正朋でした。