今日も、門別競馬場(令和6年度第3回門別競馬[第2日])に行ってきました。

門別4R[JRA認定競走 フレッシュチャレンジ競走]。
このレースは、2021年供用開始種牡馬を父に持つ馬限定戦、つまり新種牡馬限定戦。

昨年も行われて、今日が2回目。

今回は、
タワーオブロンドン産駒が2頭、
オールブラッシュ・ゴールドドリーム・ステッペンウルフ・ハッピースプリント・ミスターメロディ・ルヴァンスレーヴ産駒がそれぞれ1頭。

勝ったのはゼロアワー(牝2・北海道・佐々木国明厩舎)。
ステッペンウルフ産駒です。

ステッペンウルフ(引退)は、
2018年に門別でデビューし6戦したあと(6戦目は実況させて頂いていました)船橋へ移籍し、京浜盃を勝ちました。
次走の羽田盃3着後は長く休養に入っていましたが、
結局、そのまま最後に引退し種牡馬入り。
2021年の種付けはこれだけのようで、
2022・2023年は実績の記録なし。
今年は↓のようです。

 

いずれにしても、唯一の現役馬がこの馬だけです。

個人的に、私が初めて門別へ来た日にデビューしたハッピースプリント(引退)産駒のファザートゥーサン(牡2・北海道・田中淳司厩舎)がいて、
そちらも気になっていました。

ハッピースプリントは、2013年に門別でデビューして、サンライズC・北海道2歳優駿・全日本2歳優駿を制覇。
3歳になると大井へ移籍し京浜盃・羽田盃・東京ダービーを勝ち、
古馬になってからは浦和記念を勝ちました。

ファザートゥーサンは3着でした。

昨年の新種牡馬限定フレッシュチャレンジは、
キタサンミカヅキ産駒のキタサンヒコボシ(牡3・北海道・五十嵐冬樹厩舎)が勝ちました。

キタサンミカヅキ(引退)は、2014年に中山でデビューし、
時間を掛けてオープンまで上がりましたが、そこで頭打ち。
心機一転、船橋へ移籍するとアフター5スター賞3連覇・東京盃連覇をはじめプラチナC・東京スプリントを勝って、
種牡馬入りした馬。

昨年・今年と、現役時代は地方競馬で活躍した馬を父馬に持つ馬が、
新種牡馬限定フレッシュチャレンジを買っているのは、今後の参考データになるのか、
来年も、行われるのが楽しみです。


ちなみに、4Rは3着同着で↓の払戻金。


ワイドの100円もなかなか見ませんが、
複勝が全て100円というのは、なかなか見られません。


以上、アナウンサー&ボイストレーナー 岸根正朋でした。