今日も、豊橋競輪場(開場72周年記念 ちぎり賞争奪戦<GⅢ>[最終日])に行ってきました。

豊橋12R[S級決勝]は、原田研太朗選手(徳島・98期)が1着!

昨日UPしたように、原田研太朗選手は山陽勢後位から組み立てましたが、
先頭だった取鳥雄吾選手(岡山・107期)の飛び出しのタイミングとスピードが素晴らしく、
他勢はこれで何もできなくなった感じでした。

豊橋記念連覇を狙った吉田敏洋選手(愛知・85期)は残3周のバックで上昇するも、
前で受けていた郡司浩平選手(神奈川・99期)が突っ張り、そこで素晴らしい仕掛けを出したのが取鳥雄吾選手でした。

最終バックで清水裕友選手(山口・105期)が番手捲り。
ゴール前で原田研太朗選手が清水裕友選手を交わしました。

これで12連勝!
これで4場所連続優勝!!
これで3場所連続完全優勝!!!

S級で3場所連続完全優勝しても何もないので、
褒賞金制度でも作った方が良いのでは、と思いますが、
それはさておき、
昨年11月以降、26戦して確定板を外したのは2回だけ。
強烈な安定感です。

今日の立役者は取鳥雄吾選手。
ですが、中四国連係というのは、同地区連係ではなく、中近(中部・近畿)連係みたいなもの(それよりはもっと関係性は深いですが)。
なので、取鳥雄吾選手的には、
自身の逃げ切りか、清水裕友選手優勝というのがベストですが、
同ラインの原田研太朗選手優勝ならば、ラインとして出た結果なので、
その評価は高いものだと思います。

分かりやすい番手捲りの流れでしたが、
見事なレースでした。

以上、アナウンサー&ボイストレーナー 岸根正朋でした。